どこかの学者が言っていた。

現在では考えられないようなテクノロジー、科学技術の発達により人類の足の速さが今よりも格段に上がると言っていた。

私自身は科学者でも無いので詳しくは分からないが、テクノロジーの進歩によって今よりもより筋肉に効く食習メニューが分かる事によるアスリート自身の食事の質が向上したり、より高効率なトレーニング手法(例えば足の回転を速くするような器具が開発されたり、今の遺伝子検査よりもより詳細な遺伝子検査でより走る事に向いている人を発見する事ができたりと、もしかしたら可能なのではと思わせる所もある。

これらの事からも理論上は8秒切る事も不可能では無いと言っていた。

しかし、もう既に明らかなのは、ロボットスーツを着用して走れば8秒台どころか5秒台になることすら可能になってしまうという事。でも問題はロボットスーツの足の回転に人類はついてこれないという事だろう。
そもそもロボットスーツを着用してしまったら殆ど、まるっきり機械に頼ってしまうので、人間の力では無いという事になってしまうからこの考えは省いておこう。

人類の100m走の歴史は1964年の東京オリンピックを皮切りにちょうど今年で50周年になるのだがこの時に人類はまだ10秒を切っていなかった。

1964年はボブヘイズが出した10秒06(+1、1)

これは追い風が1、1mで黒人なのにということだ。

いくら黒人とは言え、この頃に9秒台という発想にはならなかったのだと思う。9秒台を狙えるポテンシャルがあるにも関わらずにだ。

勿論、当時としては凄い記録だったのだろう。

しかしその4年後にジムハインズが9、95秒を記録した。勿論黒人だ。

この9秒台を皮切りにどんどん9秒台を記録する黒人選手が続出

これは数の力なのか、それとも9秒台という前例のお陰なのか考えさせられるが、やはり、以前に速いタイムを出したという事実は、これらか走るアスリートにとって一つの突破目標ともなり得るし、9秒台を出せるのだという確信からか潜在能力を発揮しやすくもなる理由ともなる。

勿論、歴史が重なって行く毎にタイムも速くなるってゆくのは様々な要因が関係しているのは言うまでも無いが、テクノロジーの進歩と今の情報大爆発(過多)の時代は人類の走力の進歩に大きな影響を与え得る可能性を大いに秘めていると言えるだろう。

それらのことからもいずれは人類も8秒台はおろか8秒を切る事すら可能となると思われる。

ちなみに、ウサインボルトの9秒58という大記録が出る以前にとある学者が予測していた人類の限界タイムは9、4だったそうであと0、18秒。これを切るのはもう時間の問題となった。