へん平足のこどもが多い?

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最近ではゲーム機が発達したことや
外で遊ぶ場所が減ってしまったことを理由として
へん平足のこどもが多くなっています。

外で遊ばせること自体も昔と今はだいぶ様変わりしていて
こどもの安全面から自由に外で遊ばせる親も少なくなっていることも
原因のひとつとなっています。

これらの理由によって、最近ではへん平足(へんぺいそく、偏平足)のこどもが多くなって
しまっているのですね。

もちろん、先天的なことが原因でへん平足になることもあるのですが
おおよそ、足の裏を使うことが少なくなってしまうことで後天的にへん平足になるこどもが多いようです。

つちふまずとその役割

「つちふまず」と呼ばれる部位が足の裏にあります。
親指の根元からかかとにかけて、まっすぐ立ったときに土に当たらない部位です。
この部位がぺったんこになってしまうことが「へん平足」です。

基本的に人間の足の裏は体の重量を分散させるための形をしています。
ただ歩くだけでも、体重の約3倍、走るときは体重の5倍もの加重がかかります。

足の骨はその加重を分散させるために、アーチ型の構造になっています。
よく橋(アーチ橋)とかでみかける。半円形の構造です。

アーチ橋も橋の加重を分散させるためにあのような構造になっているのですね。

へん平足だとアーチ型が壊れている形になります。
つまり、加重が直接、足の裏にかかっている状態です。

へん平足になると、加重をずっとかけている状態で生活していることになるため
疲れやすくもなります。

へん平足は軽度から重度までありますが
重度になると、足首に直接加重がかかるようになってしまい、まっすぐ立つこともできない状態になります。

こわいですね。

風呂上がりに新聞紙に、こどもを立たせてみましょう。
新聞紙に「つちふまず」が付いている場合、へん平足です。

つちふまずの構造を意識して走る

「つちふまず」が加重を分散させることは説明しましたが
走るときに5倍の加重がかかる場合、おとなでもその加重に耐えることは困難です。
こどもだったらなおさらですね。
へん平足気味のこどもが走る場合、どうしてもペタペタとアヒルみたいな
足の使い方になってしまいます。
これではうまく走ることはできませんよね。

なので、きちんと「つちふまず」の構造を意識しながら走ることが大切になります。

基本的に陸上生物のほとんどは、肉球があって、つま先で走るような構造になってます。
人間の足にも肉球のようなものはあります。
拇指球(ぼしきゅう)と呼ばれています。
足の裏の場合、親指の根元にぽっこりともりあがった部位がそれです。

つちふまずがきちんとしていると、加重で分散された加重は拇指球に到達して
逃げていきます。
そのことで、加重を気にすることなく、歩いたり走ったりしているのですね。

走るときは、重心を拇指球に逃がすイメージで走ることが大切です。

とはいえ、逃がすイメージなんて難しいですよね。
それよりも、何も考えずに「つちふまず」を育てるほうがラクです。

つちふまずを育てる

人間の古来の生活をしていたら、「つちふまずを育てる」なんて言葉も必要ないのですが
現代社会では「つちふまずを育てる」という意識づけをしないと
どうしてもへん平足になりがちです。

こどもと外で遊びましょう

加重をかける遊びが一番効果があります。登り坂道をいっしょに競争とか。
裸足であるかせてみましょう。こどもと一緒に芝生で裸足になると気持ちいいですよ。

家のなかでできる「つちふまずを育てる遊び」

つま先だちで歩く。そーっとそーっと。といいながらつま先立ちしながら鬼ごっごなどして遊びます。
足の指でビー玉をつまみ、箱から箱に移動させる遊びです。足の指を使うことでつちふまずの矯正になります。

とにかく、効果的なのは足の指を動かすことです。
ぐーっと足の指をにぎって、ぱーっと拡げる。
足の指で、風呂上がりにタオルなどをつかむ。お行儀はよくないですけどね。

これだけでも、かなり「つちふまずを育てる」効果があります。