50m走や100m走のタイムを計る時の測定方法は電気時計で測定するよりもストップウォッチで測定したほうがタイムが速く計測されます。
体力測定では手動計測が採用され、陸上で正式な秒数を計る時は電動計測が採用されるのです。
手動計測はストップウォッチを使用し、人の手で測る。
ピストルの号砲が鳴ると同時に人為的にストップウォッチを押し、走者ゴール時に人為的にストップウォッチを止めるから誤差が生じる。
電気時計計測はストップウォッチとピストルが連動している。
ゴールの時に、走者がゴールラインを胴体で通過してから測定が終わるから正確な時間が測れる。
一般的に電気時計計測は手動計測よりも0.24秒~0.5秒程度遅くなると言われています。
ですので、本当に五秒台を出したと言い張りたいのなら、最低でも手動5.75秒じゃないと五秒台はありえないという事ですね。
以前、スポーツマンNo.1決定戦でDASHという50mのタイムを競う競技があったそうですが、それは電気時計計測と言われています。私はその番組を見ていなかったので真偽の程は分かりませんが、当時21歳だった西武ライオンズの松井稼頭央選手は6.06というスプリンター顔負けのタイムを叩き出し、見事No.1に輝いたそうです。
もしこのタイムが本当に電動計測での測定だとすれば野球選手としては非常に速く、測定地がタータンでスパイクを履いてでの走りだったとすれば五秒台も可能だったかもしれません。最も、野球選手の走り方でスパイクが生かされるかどうかは分かりませんが。
DASHで二位のヤクルトスワローズ飯田哲也(当時)は6.14というこちらも素晴らしいタイムを叩き出してますね。ただ、このように野球界トップクラスの俊足でもそう簡単には五秒台は出せないようです。おっと、話が逸れましたね^^;
まあ、手動計測と電動計測は別物ですよと言いたかっただけです。
一般的に私たちが自分のタイムを他人に告白する時はスプリンターでも無い限り手動計測のタイムを言いますね。
って当たり前か^^;電動はスプリンターぐらいしか計測した事はありませんものね。
私も一度は電動計測やってみたいな~