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ナイキの厚底問題がひとまず解決してなによりです。

一時は「東京オリンピックでは禁止の公算」となりましたが、その後世界陸連が公式見解を発表し、「靴底(ソール)は4mm以下でなくてはならない」というルールを発表しました。

また他にも、

  • 反発性を高めるために靴底に使用されるプレートが複数枚入っているものは認めない。
  • 2020年4月30日からは、競技に使用可能な靴は4カ月以上市販されたものに限る
  • 靴は全ての人に公開され、全ての人が利用できること。見た目の変更や医療上の理由を除き特注品の使用は認めない。

現行モデルのズームエックスヴェイパーフライネクスト%のソールは36mmなので、規定の範囲内で大丈夫です。

また、東京オリンピックで履くには5月前までに発売されることが条件になります。(マラソンの競技日程は男子8/9、女子8/8)

>>>  World Athletics news modified-rules-shoes(31 JAN 2020)

ヴェイパーフライ最新版は東京マラソンかオリンピックに登場

箱根駅伝や世界のマラソン大会で、上位者ほぼ全員がナイキのピンク色の靴ズームエックスヴェイパーフライネクスト%を履いていたのは記録に新しい光景です。

そのエヴァーフライシリーズの最新版がいよいよ、一般に公開されることが発表されました。
その名も【エアズーム アルファフライネクスト%】です。

この最新版は昨年、男子マラソン界の最速記録を持つエリウド・キプチョゲ選手(ケニア)が、ウィーンの大会で「2時間切り」(未公認)を果たした時に履いていたモデルです。

■参考:  マラソン最速キプチョゲ選手の2時間切り記録にナイキの厚底シューズ?!


これの市販モデルがいよいよ発売されるということで、またしてもナイキ旋風が起こる可能性が、、。今年2020年の春に発売される予定なので、そうなると発売後のいちばん近い公式大会が「東京オリンピック」になります。

間に合えば、2020年3月1日開催の東京マラソンで見れるかもしれません。
というのも、マラソンの日本代表は男女とも残り1枠が残っています。その選考レースに東京マラソンも入っているため、ここに出場する選手が使用する可能性があります。

いちばん有力なのがNIKE所属の大迫傑選手です。
今度はマラソンの先頭集団の靴は緑に染まるのかな、、?なかなかの見ものです。

ヴェイパーフライ最新版アルファフライの特徴とは?

最新版のエアズームアルファフライネクスト%と現行モデルとの大きな改良点は3点あります。(Nike公式サイト情報)

  1. 前足部に2つ配置された最新のZoom Airポッド。これまでのヴェイパーフライネクスト%よりクッション性を上げ、エネルギーリターン率を増加させています。
  2. かかと部分の「ZoomXフォーム」を強化し、軽さと反発力が向上。衝撃吸収率が増し、エネルギー損失を最小化しました。
  3. フルレングスのカーボンファイバープレートを改良し、安定性とスムーズな体重移動を促進。また前足部側を硬めに設計することでランナーに推進力を感じるつくりになっています。

またアッパーには、通気性を最大限に高めた、超軽量のニット素材「アトムニット」を採用し、高温多湿な気候のレースでの着用を考慮しています。

これだけ見ると、好成績を残したピンクの「ズームエックスヴェイパーフライネクスト%」よりさらに改良されて進化しているマラソンシューズです。

このアルファフライネクスト%を履くと、どんな記録がでるのか楽しみですね。

アルファフライのトレーニング用シューズ

最新版エアズームアルファフライネクスト%のトレーニング用モデルとして開発されたのが、エアズームテンポネクスト%ネクスト%フライイーズです。
これらは2020年夏にリリース予定です。

トレーニング用ということもあって、テンポネクスト%は距離を多く走ったり、日常で頻繁に使用するためのものです。「アルファフライ」の原理をそのまま日常使いにつくり変えたトレーニングシューズです。

長距離でも快適に走れるようにやわらかめに設計し、安定感のある体重移動をサポートしています。また「ナイキ ZoomX クッショニング」は、中足部と前足部のプレートの上に配置されています。

かかと部分には、着地の衝撃からの保護と最上級の耐久性を実現するために、従来の「ナイキ リアクト フォーム」が使われています。

普段トレーニングをしている方や、頻繁に使用する方に合った仕様となっています。
今後の練習の仕方や試合での記録に大きく影響してくる「NIKEのシューズ」は、ますます目が離せませんね。

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