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ラグビーワールドカップ2019で日本ラグビーチームがベスト8の快挙に、ラグビー熱がおさまりませんね。勢いでにわかファンになってしまった方(←筆者も)も多いのでは?

その試合の中で特に感動したのが、松島幸太郎選手の足の速さ。

ポジションはフルバックですが、ボールを受けてからの走りが超俊足です!今までの試合で5トライを決め、日本ラグビー初のハットトリックまで決める快挙。

ラグビーではウィングに足の速い選手が多いといいますが、松島選手が相手のディフェンスを軽快に走り抜ける姿がかなり印象に残ります。どんだけ速いの?

同じくバックスのウィングには、こちらも俊足で有名な福岡賢樹選手がいます。

福岡選手は、もともと2016年リオオリンピックの7人制ラグビーの選手で、その足の速さを買われて今回の日本代表メンバーとなった選手です。

>>> オリンピック2020ラグビー日本代表は?

福岡選手は、今回の試合で4トライを決めています。

【動画解説】10月13日スコットランド戦:28-21で日本勝利
俊足場面①-2m45s:福岡選手から松島選手へパス→トライ
俊足場面②-5m00s:福岡選手の走り→トライ

日本ラグビー代表の松島選手と福岡選手の100mの速さは?

日本ラグビー代表選手の中で、足が速いと言われているのは福岡選手です。そして今回、それに松島選手が加わる勢いです。
では、その速さはどのくらいなのか?

正確に100m走でタイムを計ったものではないので、一般的に言われていることから、その速さを探っていきます。

日本ラグビー代表:松島幸太郎選手のタイム

現在のポジションは、バックスのフルバック。身長178cmでラグビー選手にしては小柄です。だからあの快足ができるのかも、、。

その足の速さは50mを5.8秒で走ると言われます。この50mのタイムを100mに換算すると、

  • 10.60秒(100m)≠ 5.82秒(50m)
  • 10.70秒(100m)≠ 5.88秒(50m)

となります。日本の100m成人男性20代の平均タイムが14.36秒で、プロの短距離選手でも10秒の壁を打ち破るのは難しいだけに、なかなかの速さです。

日本ラブビー代表:福岡賢樹選手のタイム

足の速さで日本ラグビー代表選手になったとも言われる(7人制ラグビーでの活躍があってこそ)福岡選手は、子供のころから足が速かったようです。

公式プロフィールにもある通り、高校のころのタイムですが、

  • 100m11秒2
  • 50mは5.8秒(松島選手と同じ)

ということです。
身長も175cmと小柄ですが、瞬発力があり、こちらもトライをねらう駆けだしの速さは目を見張るものがあります。

 

世界のラグビー選手の100m俊足タイムはどのくらい?

ラグビー選手の足の速さは世界でも注目されていて、有名な人にアメリカの7人制ラグビーのカリン・アイルズ/Carlin Islesがいます。

もともと短距離の選手で、2012年にアメリカの7人制ラグビーチームのメンバーになりました。ラグビー転身前の同年2012年に100mで10.12秒を記録し、アメリカでは36番目に速いスプリンターでした。

ラグビー転身後、「アメリカラグビーで最速の男」として有名になり、そのタイムは世界のラグビー選手の中でも最速です。

 

これに待ったをかけるのが、世界最強のラグビー集団ニュージーランドのオールブラックスの選手リエコ・イオアネRieko Ioane(21)です。

2018年のオールブラックスのテストマッチの際に時速36kmhに達したとの発表があり、「こっちが速い!」ということに、、。

時速で言われても、よくわからないのが正直なところですが、上記カリン・アイルズの記録と正真正銘・世界最速の男ウサイン・ボルトの9.58秒/100mのタイムを時速換算すると、

  1. ウサイン・ボルト-時速45kmh
  2. リエコ・イオアネ-時速37kmh
  3. カリン・アイルズ-時速36kmh

人間じゃないけど、、、

  • グレイハウンド(犬)-時速70kmh
  • チーター-時速112~120kmh

となっています。
ちなみに、リエコ・イオアネは今回のラグビーワールドカップ2019のニュージーランド代表として出場、ポジションはウイングです。

 

2019年ラグビー選手の100mタイム(推定)俊足ランキング

きっちり100m走をしたタイムではなく、あくまでプレー中の速度推定、学生時代のタイムを基にしたランキングなので、その点はご了承ください。

1位:南アフリカ S’BUSICO NKOSI/スブシコ・ンコシ(23)

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ポジション:ウィング
身長/体重:181cm/97kg
100m推定:10.59秒

2位:南アフリカ CHESLIN KOLBE/チェスリン・コルビ(25)

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ポジション:フルバック
身長/体重:170cm/74kg
100m推定:10.70秒

3位:イングランド JONNY MAY /ジョニー・メイ(29)

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ポジション:ウィング
身長/体重:180cm/90kg
100m推定:10.71秒

4位:イングランド ANTHONY WATSON/アントニー・ワトソン(25)

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ポジション:ウィング
身長/体重:188cm/95kg
100m推定:11.20秒

5位:フランス VIRIMI VAKATAWA /ヴィリミ・ヴァカタワ(27)

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ポジション:センター
身長/体重:185cm/100kg
100m推定:11.30秒

6位:アイルランド JACOB STOCKDALE/ジェイコブ・ストックデール(23)

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ポジション:ウィング
身長/体重:191cm/103kg
100m推定:11.35秒

こう見ると、すべての選手が今回2019ラグビーワールドカップのベスト8に入ったチームです。ラグビー強豪チームに俊足選手あり?!

やはり、ボールを受けてからの瞬発的な速さがトライへのチャンスになりそうですね。試合を“足の速さ”で見てみるのもおもしろいですよ。

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