2020年1月14日にWindows 7のサポートが終了します。
その結果、2020年東京オリンピック競技のインターネット配信をWindows 10のパソコンで見る人が多いのではと推測できます。
それまでに、Windows 7搭載PCをどうしますか?
【Win7サポート終了】迫る「Windows 7サポート終了」、そのとき起こる困りごととは?「サポート=電話相談」だけじゃない、OSの「無防備化」や対応ソフト/ハードの縮小など – INTERNET Watch https://t.co/8xUMGgGHd0 @internet_watchさんから
— パソコン工房 函館店 (@PK_HAKODATE) December 18, 2018
Windows 7「EOS」は何を意味するのでしょうか?
「EOS」とは「End Of Support」の頭文字で、文字通り「サポートが終了」を意味します。
では、2020年1月14日の「Windows 7EOS」には何が起きるのでしょうか?
「サポート」とは勿論、メーカーに電話で相談したり、不具合について問い合わせたりすることが出来るサービスを含みますが、それ以上に大事なのは、Windowsの品質管理に関するサービスです。
Windows 7の「サポート」には2種類が含まれています。
第一は新機能の追加などが行われる「機能更新プログラム」と、もう1つのサービスは、不具合や脆弱性の修正が行われる「セキュリティ更新プログラム」の2つのサポートが、「メインストリームサポート」期間中に提供されていました。
この「メインストリームサポート」期間は、3年以上前の2015年1月13日にすでに終了しています。
ここで問題になるのは、2020年1月14日に終了する「セキュリティ更新プログラム」のみが提供される「延長サポート」期間の終了です。
2015年からは新しいプログラムは更新されて来ませんでしたが、発見された不具合やセキュリティ上の問題点を修正し、場合によっては開発された新機能が追加されることもあります。
このサポートが無くなることは、外部からの「攻撃」やウイルス感染への対応が著しく低下し、非常に心配な状況になってしまうことを意味します。
ウィンドウズ10を7にダウングレードしたPCは、7に対応するために古いCPUを搭載しています。そして20年1月には7のサポートが終了。今、購入するのは得策でないといえそうです。#パソコン #windows7 #monotrendy #一押し #nikkeistylehttps://t.co/aaWNrocSu3
— NIKKEI STYLE (@nikkeistyle) September 16, 2018
そこで,お持ちのパソコンをWindows 10にアップグレードする方法を選ぶ人と、良い機会として、この際、新しいパソコンを購入する人も少なくないと思います。
そのため、この数年パソコンを買い換えている人はWindows 10搭載のものを求めています。
不要となったパソコンの売却
Windows 10へのアップグレードを選ぶ方は、様々な方法があるようで、マイクロソフト提供の情報を始めとして、是非自分に合った方法を探して下さい。
料金的にもアップグレード方法によって幅があるようです。
また、買い替えを選択する場合もいろいろ検討することがあるようです。
いらなくなったパソコンをどこかに売って、お金にしたい場合は、中古ショップ、リサイクルショップ、ネットオークションやフリマサイトでの販売が考えられます。
また、知り合いへの譲渡もあるでしょう。
もう一つの方法は、量販店やメーカーへの「下取り」をして、新たに買うパソコンの購入代金のタシにする方法も店や製造元によって可能のようです。
販売を検討している方は、是非、ネットオークションサイトの情報や中古ショップの買い取りの見積もりを利用して、売ろうとするパソコンの買い取り価格の相場を調べてみて下さい。
しかし、残念ながら、例外は勿論ありますが、ある程度古いパソコンの評価は、がっかりするほど安いか、買い取りそのものを断れるケースが多いようです。
パソコンを廃棄するならば、是非「東京オリンピックに参加」を
売却を諦めて処分する場合、パソコンを廃棄する最も簡単な方法は、メーカーに返すことのようです。
2003年10月以降に販売された家庭向けパソコンには、「PCリサイクルマーク」が付いていて、メーカーが無料で回収することとなっています。
パソコンメーカーでは、「資源有効利用促進法」に基づき、自社が製造・販売したパソコンの回収・リサイクルをすることとなっています。
また、2003年10月以前に発売されたパソコンや、PCリサイクルマークが付いていないパソコンは有料で回収するメーカーもあります(ノートパソコンが1台約3000円)。
さらに、製造元が倒産などで既に存在しない場合や、自作したパソコンについては、「パソコン3R推進協会」が有料(ノートパソコンは1台4000円)で回収しています。
その他に、各自治体の回収ボックスに納めるか、小型家電リサイクル法認定事業者に依頼することもできます。
条件や料金が異なりますので、事前のチェックが必要です。
東京2020オリンピック・パラリンピックでは、不要となったパソコンや携帯電話等の金属をリサイクルして、メダルを製作することを計画しています。年末大掃除等で見つけた携帯電話等は、捨てずに取っておいてください。詳細は後日お知らせします。都民の皆さんのご協力をお願いいたします。
— 東京都環境局【公式】 (@tochokankyo) December 28, 2016
しかし、今、最もタイムリーなパソコンの廃棄の仕方は、2020年東京オリンピックのメダル作りに参加することではないでしょうか。
東京2020組織委員会からの公式な呼びかけは以下の取りです。
「公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、東京2020大会で使用するメダルについて、みなさまがお持ちの使用済み携帯電話等の小型家電から製作する「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」を実施しています。
このプロジェクトを通じて、オリンピック・パラリンピック合わせて金・銀・銅あわせて約5,000個のメダルを製作する予定です。」
このプロジェクトを通じてパソコンや携帯電話を廃棄するのは簡単です。
宅配回収を下記のサイトから申し込めば、都合の良い時に、家までパソコンを取りに来てくれます。
https://tokyo2020.org/jp/games/medals/project/participate/
もしタイミング良く、Windows 7のサポートが終了に合わせてパソコンを処分しようと思っている方がいましたら、是非、この「都市鉱山」にそのPCを加えて、東京五輪のメダル製作に参加しましょう。
参加すれば、ぐっと東京オリンピックが身近に感じられると思いますよ!