50m走と言えば小学校の体育の時にリレーの選手を決定する為だったり、スポーツテストの種目として男女問わず誰もがやった事があって非常に親しまれていますよね。
そんな50m走ですが世界で一番速いタイムを出した人って誰なの?という疑問も多いのではないでしょうか?
2016年の時点で50m走が世界一速い人
室内での記録ではカナダのドノバンベイリーとアメリカのモーリスグリーンが5秒56で一番速いです。
1996年に出した記録で未だ破られておりません。
出典:Wikipedia
電動計測で5秒56って・・・どんだけ速いんだよ・・・
手動計測(ストップウォッチ計測)で換算すると5.06〜5.28程度のタイムが叩き出せる計算になるではないか・・・
まさに超人的なタイムですね。
ウサインボルトが2009年の五輪で100mのワールドレコード9秒58を出した時の50m通過時のタイムは5秒47だそうですがこのタイムは50mの記録では無い為未だドノバン、モーリスの5秒56というタイムが世界一速い50m走の記録という事になります。
世界ではドノバンベイリー、モーリスグリーンが50m走で一番速いですが日本では朝原宣治が一番速いです。
ご存知の方も多いとは思いますが
そのタイムは5秒75!
60m競走計測時の50m通過地点のタイムですね。
この記録は2016年現在、未だ破られていません。
ちなみに・・・
女子の50m走世界記録はどのぐらいなの??
ロシアのイリーナプリワロワが5秒96という素晴らしいタイムを叩き出しています。
ストップウォッチ計測だと5,47〜5.68程度という、男性よりも圧倒的に瞬発力に劣ると言われている女性にしては物凄い記録ですよね。
しかしこれまたボルトと同じような感じで100m走の50m通過タイムですがアメリカのマリオンジョーンズが5秒93というタイムがありました。
う〜ん、やはり50mという短い距離を目標に走るよりも100mという長い距離を目指して走った方がタイムは上がるという事の証左でしょうね。
日本人女性で一番速い人は誰?
教員の小西美恵子の6秒47です。
この方はオリンピックの出場経験は無いものの女子陸上選手としてアジア選手権などで多数の金メダルを獲得していた方です。100mの自己ベストは11秒74(1983年)だったそうです。
6秒47は手動計測換算で5秒97〜6.19程度ですがこれは一流スポーツ選手の俊足レベルに該当します。
高校生で一番足が速い男子生徒も大体このぐらい。
中学陸上部で才能のある男子生徒もこのぐらい。
女性は男性よりも体質的に瞬発力に圧倒的大差で劣るものの日本一50mの速い女性となれば話は別ですね。
6秒47・・・
そんじゅそこらの男どもではまず太刀打ちできない走力です。
まとめ
いかがでしたか?
世界レベルの50m走のタイムを知って驚かれた方と頑張れば自分でも出せる!と思われ方に分かれるのではないでしょうか?
ひとえに50m走5秒台は簡単だと言う方は多いと思いますし実際に出している人も結構居ると思います。
しかしそれはストップウォッチで計測した手動計測と言われる正確性に欠ける測り方・・・
スプリンターでも無い限り正確な測り方で50mを6秒を切るのは至難の技です。
俊足自慢でさえいいとこ電動6秒5(光電管の測定では無い)を切れれば良い方でしょう。
世界レベルのスプリンターは正確な計測方法で軽々と6秒を切っている事実。
これは本当にすごい事だと思います。