小学生のスポーツテスト種目ではソフトボール投げという種目があったのではないでしょうか?
リトルリーグやっていた男子はとても良い記録を出していましたよね。
ただ、一口にソフトボール投げとは言ってもソフトボールには1号〜4号までの異なるサイズのボールが存在します。
どのボールやるかによって当然ながら結果は変わってきます。
一般程に体力測定のソフトボール投げで使われる球のサイズは1号(外周26、2〜27、2cm)です。
ソフトボール投げのルール
直径2mの円の中で投げるというルールがあります。
なので助走したくともできず、投げる際に円からはみ出してしまった場合ファールとなってしまい、一回分を無駄にしてしまいます。ファールは3回まで許されているようです。1m未満は切り捨てるので30m97cmだった場合は30mと記録されます。
また、陸上競技でのソフトボール投げでは15m以内の助走が認められている為、ここではスポーツテストで実施するソフトボール投げの記録のみをご紹介します。
小学生のソフトボール投げの平均
- 小学校一年生の男子平均が9m、女子平均は6m
- 小学二年生は男子が13m、女子が7m
- 小学三年生が男子17m、女子は10m
- 小学四年生は男子22m、女子は12m
- 小学五年生は男子26m、女子は14m
- 小学六年生は男子30m、女子17m
と、一学年上に上がる事で男女差が開いていくのがお分かり頂けると思います。
投げる力というのは走る力と共に男女差が大きく開く運動能力の1つです。
中学に上がると性別差は決定的になってきます。何故なのか?不思議だと思いませんか?
その理由の1つとして言われているのが太古の昔、男性は狩猟の際、獲物を獲得する為に槍などを投げていてその名残があり狩猟は男性しか行わなかったからという説です。まあここでこの話しをすると長くなってしまうので割愛しますが遠くに何かを投げる能力は女性よりも男性の方が圧倒的に上だという事です。
因みに、私が小学6年生の時にやったスポーツテストではクラストップが43mで学年トップが50mでした。
学年二位が45mでして、この3人は共に同じ少年野球チームでした。学内トップのやつは休み時間のドッジボールでもその強肩ぶりを発揮していてボールを投げる球のスピードも格段に速かったのを覚えています。
他校にも友人が居ましてその学校のトップの生徒は56mと、小学6年にしてはかなり凄い結果を出していたそうで走力もあってチーム内ではリトルリーグのピッチャーだったそうです。まあ、毎週投げているわけですから納得ですよね。
ソフトボール投げの日本記録はどのぐらいなのか?
根尾あきらという中学生にして球速MAX146kmという怪物、スーパー中学生が居まして、陸上大会で89m全国一位という記録がありました。半端無いですね。
また、87m50という記録がありますがこれらは陸上競技のソフトボール投げ(15以内の助走あり)での記録なのでスポーツテストのソフトボール投げではありません。
が一応載せておきます。
助走無しで2mの円の中で投げるスポーツテストルールだったらどのぐらい投げるんでしょうかね?
因みに田中将大投手は小学校6年生の時のスポーツテストの記録は67mだったそうです。
さすがですね、世界で活躍する人材はこの頃からも一味違っていたという事なのでしょう。
ソフトボール投げ偏差値
30m:偏差値50
31〜39m:偏差値51〜62
40〜49m:偏差値63〜69
50〜59m:偏差値70〜76
60〜69m:偏差値77以上
70〜79m:偏差値83以上
80〜89m:偏差値90以上
90〜99m:偏差値95以上
まとめ
ソフトボール投げはスポーツテストの中でも異色で小学校の頃にしかやりません。
中学になるとハンドボール投げになります。強い人は肩力があり、野球、ソフトボール、投てき種目の才能ありかもしれません。
野球をやっていた生徒、または身体の大きかった生徒、その他のスポーツテストでも好成績を残していた生徒などがソフトボール投げでも良い結果を出します。
また、助走は有りなのか無しなのか?
ボールのサイズは1号を使うのか?2号を使うのか?
などの違いによってボールが飛ぶ距離も違ってくるので記録を見る際にはしっかりとそういう条件も取りこぼさずに確認したいものですね。