小学生はきっと誰もがリレーの選手になりたいはずです。
何故なら運動会のヒーローだからです。しかし誰もがなれるものではありません。
クラスで4人ぐらいしか選ばれないのです。だからこそ目指す甲斐があるものです。
小学校低学年でリレーの選手だった足の速い子は高学年になってからもほぼその地位を維持し続けます。
なので、もしアナタが足が遅いと仮定した場合、リレーの選手を目指すのであれば足の速い子の仲間入りを果たさなければなりません。
足の速い子は大体野球かサッカーをやっています。
アナタもそのどちらかのスポーツをやれば今よりもうーんと足が早くなるかと思います。
しかし、それ以上に足が速くなるスポーツがあります。それは陸上です。
陸上短距離(100〜400m)はその距離のタイムを競うスポーツですから当然と言えば当然です。
走る事に特化した筋肉をつけることができますし、フォームも綺麗になります。
すると1秒は縮めることができると思います。
さて、小学生の50m走の平均タイムは6年生で8秒9ぐらいというのが全国の統計結果でも明らかになっています。
なので8秒9以下のタイムで50mを疾走することができればアナタの足は速いと言うことができます。
しかし、8秒7でリレーの選手になることができるでしょうか?
答えはノーです。
クラスで足の速い生徒が居ないというのであれば話は別でしょうが余程のことが無い限り足の速い子はクラスに必ず一人や二人は居るはずです。
では、その足の速い子とは一体どのぐらいの秒数を叩き出すのか?
私が見てきた中で一番多いパターンはクラスで一番足の速い男子は50mを7秒8前後で走ります。
クラスで二番目に速い子は8秒ジャスト前後です。
で、どこの小学校も大体3クラス程度あります。今は少子化の影響で2クラスしかないという小学校も珍しく無いそうですが。
1クラスの人数は男子女子含め30人程度です。
となると1クラスでリレーの選手に選ばれる人数は男子4人、女子4人です。
クラスで3番目に速い男子は大体8秒2前後。そして4番目に速い男子は大体8秒4前後です。
つまり、8秒6とか7ぐらいの走力ではリレーの補欠が関の山です。
もうひと頑張り欲しい。本当に惜しいという言葉しか見当たらない!
しかし、他のクラスにはもっと速い子が居るものです。それは図体が大きく小学生離れした体格を持ち、サッカーor野球をしている男子です。
このタイプの男子は50mを7秒5前後で走り抜ける走力を持ち、スポーツテストでもほぼ上位を占めています。
運動会でも一目置かれ、リレーの選手として最高に名誉なポジションであるアンカーの地位を低学年から保持し続けています。
このタイプの生徒に勝つためには陸上短距離をやる他ありません。
短距離をやればアナタの身長体格がどんなに小さかろうと、今どんなに足が遅かろうと、スポーツ未経験だろうと関係ありません。
その生徒たちよりも速くなれる可能性は大幅にアップします。
真剣に取り組めば6年生になったときに7秒ジャストというすごい速いタイムを出すことも夢では無いからです。
陸上をやっている小学生にとって6年生時点での7秒5は通過点に過ぎません。
皆、6秒台というバケモンのようなタイムを目指して努力をしているからです。
瞬足を履くなどして小細工をする必要もありません。(履いた方が当然良いですが)
なので、リレーの選手になりたいのであれば陸上短距離を始めましょう。8秒ジャストはおろか、7秒5なんてすぐに到達可能です。
因みに、小学校5年生の50m走の平均タイムは9秒3です。学年で一番速い男子は大体8秒ジャスト前後。
小学校4年生の平均タイムは9秒7。一番速い生徒で8秒2前後。
小学校3年生以下は低学年の部類に入ります。3年平均は10秒15、一番速い子で8秒6前後。
2年生平均10秒75でトップは9秒前後。入学したてのほやほやの1年生の平均タイムは11秒6前後で一番は9秒5前後
大体どこの小学校もこの程度です。