男子100mテキサスリレーで追い風参考記録(3、3m)ではあるものの9秒87を出したという。
以下記録
桐生9秒87
山縣10秒15
藤光10秒36
大瀬戸10秒39
ワガハイは今日、このニュースを目にした瞬間、目が点になってもうた。
秒数ばかりに気を取られ、追い風参考という部分に目がいかないまま・・・
「本当なのか!?」
こういった思いに駆られて一目散にニュースの記事を細部まで読み、やっとこさ追い風参考記録だということを確認してふと我に返った。
一瞬、ワガハイは心の中で「ついに出たか、日本人初の9秒台が!」とまるで自分の事であるかのように奮い立ったけれど3、3mの追い風記録だと分かり、冷静になれた。
しかし、追い風ではあるものの9秒87というタイムは本当、凄いの一言としか言いようが無い。
追い風記録では過去に伊藤喜剛が手動9秒8(95年、追い風9、3m)。
伊東浩司が手動9秒9(99年、追い風1、6m)を記録している。
桐生が凄いのは電気時計計測で9秒87だというところ。手動だったら9秒58もありえたかもしれませんな。
400mハードルの為末はツイッター上で追い風参考ラインである2m程度を切る位の風で走っていたとしても9秒台出ている可能性はあると仰る。
今後、日本陸上界はこの国の至宝とも云うべき逸材をどのように扱い、指導していくのかにかかっていると言えるのではなかろうか?
もっとも、今回の件で、この男にとって東京五輪での9秒台は約束されたようなものになったと言っても過言ではあるまい。
いや、ひょっとしたらその前に出してしまうかもしれませんな!?(^o^)
その約束を果たす為には周囲の徹底したサポートと手堅い管理体制を整えて間違いの無いように導いていって欲しいものですな。