オヌシも見たか?
昨日の世界陸上2015男子200m走を!
サニブラウン選手、大健闘じゃったのう^^
どうしてこんなにも速いのか?※理由は後ほど解説
彼はまだ16歳の高校生なのだそうな・・・
これは世界選手権史上最年少記録らしいぞい。
うーむ、そう考えると末恐ろしい気がしなくも無いのう。
決勝には進出出来なくとも準決勝まで行ったというのは高校生にしては十分すぎる偉業だと思うぞい^^
結果は準決勝第2組、20秒47のタイムを出して5着でゴール。ちなみに向かい風は0、2mだったそうな。
サニブラン本人の口からは「ボルトと走れなくて悔しい」と言っていたそうな。
普通、日本人が準決勝まで進んだら嬉しいという言葉が出てきても不自然では無いと思うのだがこの発言にはサニブラウン選手のスタンダードの高さが窺い知れるのう。全く、末恐ろしい選手じゃな。
敗退してしもうたがまだまだ若いから今後に期待するかのう。桐生と並んで9秒台を期待されている若者の一人じゃから頑張って欲しいものじゃ。
サニブラウン選手の速さの秘密
187cmの長身から繰り出されるストライド?まあ、それもそうじゃが一番影響しているのは血統じゃろな。
最近清宮選手と同時に有名になった高校野球の俊足オコエ選手をご存知かのう?
彼もサニブラウン選手と同じ西アフリカ系黒人じゃ。
何を隠そう、速さの秘密は西アフリカ系の黒人の血を引いているからなのじゃ。
西アフリカの黒人は速筋線維という筋肉を素早く収縮させる筋肉の割合が他の人種よりも優位に高く平均的な人類でも速筋比率は3割〜5割なのに対して西アフリカ系黒人は6〜9割なのだそうじゃ。
このファストマッスルに恵まれた者はそうでない者よりも速く走れる。
チーターは殆どが速筋線維だという事からも分かるように足の速い人種はこの速筋比率が高い。
もちろん、ボルト選手やガトリン選手なども8割以上は速筋じゃろうな。
日本人では桐生選手が多いと思われる。
逆に、東アフリカ系の黒人は遅筋繊維という収縮速度には欠けるものの長時間同じ速さの収縮を続けられる筋肉タイプの割合が高く、マラソン選手向きじゃ。ケニア人が毎回マラソンなどの長距離種目で金メダルを取っているのはその証拠でもあるのじゃ。
だから、速い選手は筋繊維タイプが多いに影響していると見て間違いないそうな。特に、オリンピックに出場するアスリートともなれば短距離走では速筋タイプが有利、長距離走では遅筋タイプが有利になってくるのはほぼ間違い無い。
サニブラウン選手はハーフじゃが父がガーナ人なのだそう。ガーナ共和国は西アフリカじゃからほほう、やっぱりなといった感じじゃ。
この、筋繊維タイプは生まれつきなものじゃからほぼ才能と言っても差支えがない。じゃから速筋線維が優位なら短距離走者向きと言えるのう。
今、世の中は便利になったもので自分が速筋タイプか遅筋タイプか知りたいならスポーツ遺伝子検査で知れるそうじゃ。
ちなみにワシはRXタイプじゃった。
このタイプはバランスタイプと言われていて短距離にも長距離どちらも適性があるそうじゃ。
遊び半分に受けてみたがスプリントが好きなワシにとってはとても興味深い診断テストじゃったぞ。