今年(2019年)の流行語大賞に『ONE TEAM』が選ばれて、ラグビーワールドカップの熱狂が続くラブビー界です。
その勢いで次回のラグビーワールドカップ代表選手への期待が寄せられる「全国大学ラグビー選手権」や国内の社会人ラグビーチームの対戦「トップリーグ」など、俄然ラグビーの試合が注目されています。
そんな中、近付く東京オリンピックでのラグビーは「ラグビーセブンズ」という7人制ラグビーが正式種目です。
そのセブンズラグビーの第1次スコッドの代表選手はすでに決まり、東京オリンピックの前哨戦ともいえる「ワールドラグビーセブンズシリーズ」が2019年12月5日より開幕します。
このシリーズに出場する国は、すでに東京オリンピックに出場する7’sチームが出ていています。(アジア代表の韓国は出場していないけど、、。)
しかもシリーズの最終は2020年5月31日と、その後にオリンピックが開催される(2020年7月27日~)ため、各チームの実力を計るまたとない機会になります。
◆参考>>> オリンピック2020のラグビー日本代表選手7sとルール、ランキングのまとめ
ちなみに2016年のリオオリンピックでの男子ラグビー成績は、日本は惜しくもメダルに届きませんでしたが、なかなかの健闘ぶりです。2020年はメダルが期待できる?!
1位(金メダル):フィジー
2位(銀メダル):イギリス
3位(銅メダル):南アフリカ
4位:日本
Contents
ラグビーセブンズ(7人制)シリーズの日本代表と注目選手
ワールドラグビーセブンズシリーズは、男女ともに2019年12月5日のドバイを始まりに~2020年5月31日のパリでの試合まで、各地で開催されます。
(URLにいくと試合内容が確認できます。)
ラグビーセブンズシリーズ開催日程と試合の視聴方法
【シリーズ日程】
■2019年12月5日~12月7日 ドバイ
試合データ:https://www.world.rugby/sevens-series/stage/1954/match#matches
■2019年12月13日~12月15日 ケープタウン
試合データ:https://www.world.rugby/sevens-series/stage/1955/match#matches
■2020年1月25日~1月26日 ハミルトン
■2020年2月1日~2月2日 シドニー
■2020年2月29日~3月1日 ロサンゼルス(男子のみ)
■2020年3月7日~3月8日 バンクーバー(男子のみ)
■2020年4月3日~4月5日 香港
■2020年4月11日~4月12日 シンガポール(男子のみ)
■2020年5月2日~5月3日 ランフォード(女子のみ)
■2020年5月23日~24日 ロンドン(男子のみ)
■2020年5月30日~31日 パリ
【出場国(チーム)】
《男子》16チーム(カ国)
アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、イングランド、フィジー、フランス、アイルランド、日本、ケニア、ニュージーランド、サモア、スコットランド、南アフリカ、スペイン、アメリカ、ウェールズ
《女子》12チーム(カ国)
オーストラリア、ブラジル、カナダ、イングランド、フィジー、フランス、アイルランド、日本、ニュージーランド、ロシア、スペイン、アメリカ
7人制ラグビーセブンズ注目選手/足が速いのは誰?
15人制のラグビー(ワールドカップ)でも、注目選手は多くいましたよね。特に日本代表の松島幸太郎選手や福岡賢樹選手(元セブンズ)の走りは早かった!
◆参考>>> 世界のラグビー選手100m俊足は誰?
セブンズにも注目の選手はいますよ。特に7人制ラグビーは試合時間が7分+7分で短いため、トライの数が勝敗につながりやすいです。そのため、やはり快足の選手は注目されて期待も大きくなるのは必然です。
まず優勝候補のフィジー代表には、2019年の各賞の中で、最優秀セブンズ・プレーヤーに選出されたジェリー・トゥワイ/Jerry Tuwiです。めちゃくちゃ軽快な走りをします。
“He’s just blessed with pace and ability to step…”
Watch out for Jerry Tuwai this week, he’s your @HSBC_Sport one to watch at the #Dubai7s#HSBC7s pic.twitter.com/WQbfhymInp
— World Rugby Sevens (@WorldRugby7s) 2019年12月3日
ランキング2位で優勝に近いアメリカにも俊足が2人います。ラグビー界でいちばん早いと言われる元陸上短距離選手カリン・アイルズ/Carlin Isles、それに追随する元NFLアメリカンフットボール選手のペリー・ベイカー/Perry Bakerの2人がいます。
オーストラリア7’sには、100mを10.1秒で走ったことがある元陸上短距離選手のトレイ・ウィリアムズ/Trae Williamsがメンバー入りで今回のシリーズがデビュー戦になります。
Quadzilla is set for the #Dubai7s
Runs the 100m in 10.1s 😦
Never skips leg day ☑️ pic.twitter.com/vhCgrcmo0j
— World Rugby Sevens (@WorldRugby7s) 2019年12月4日
日本代表では、サントリー所属の松井千士選手に期待です。関西の雄、同志社大学2年のときに日本セブンズに選抜され、2016年のリオオリンピック出場に大きく貢献した選手です。しかし本番の代表選手にはまさかの落選。
その悔しさをバネに2020年のオリンピック代表を目指し、見事セブンズの代表選手になりました。スピードには定評がある松井千士選手の活躍に期待です。
明日から遂にセブンズワールドシリーズ開幕!Round1 Dubai🇦🇪 japan組とSDS組どちらも応援よろしくお願いします!!#japan7s#sevensfamily#桜を咲かせる🌸 pic.twitter.com/mMsqACFF52
— 松井千士 (@chii111114) 2019年12月4日
7人制ラグビーのルールは?
7人制のラブビーは15人制と違い、試合時間が7分ハーフと短いのが特徴です。そのためその7分にプレーがギュッと凝縮されてスピーディーな試合展開です。
フィールドは15人制と同じなので、半分の人数であの広いフィールドを走りトライすることになります。人によっては「ラグビーのハイライトを見ているようだ。」と表現する程、ダイナミック且つおもしろい。
あと大きく違うのは、ゴールをねらうキックで時間節約のために、固定せずワンバウンドさせてキックするドロップゴールです。
ルールを表現した動画で確認してみてください。