50mや100mのタイムを測るのに必要な器具
- ストップウォッチ
- メーター、巻尺等の距離計測用品
- 号砲又はホイッスル
- スターティングブロック
以上が50m走や100m走を計測する上で必要な物になります。
スターティングブロックはより本格的にタイムを計測したい場合に用いると良いでしょう。ですのでスタンディングスタートでタイムの測定をしたい場合は必要ありませんね。
手動計測(ストップウォッチ)では無く、正式なタイムを測りたい方は少々費用は掛かりますが電気時計で測定する事を推奨します。
ストップウォッチ
ストップウォッチは手動で測るのならば1000円程度の安価な物でも十分です。
正式にタイムを測りたいのならば電気時計のストップウォッチをおすすめします。
メーター、巻尺、メジャー、距離測定機
正式な距離を測る上で欠かせないのが巻き尺などの距離測定機です。
たまに自分の歩幅を1mとして50歩の地点でそこが50mだと決めようとする方も居られますがこれでは2mや3mひどい場合は5m以上も誤差が生じている事があります。
5m距離が違うだけでも秒数にして約0、5秒は違います。
これでは正式なタイムなんて測れる訳がありませんね。巻き尺は安い物では1000円台でも売っています。更に正式に距離を測定したい場合は電動式の巻き尺を推奨します。
ホイッスルや号砲
「位置について、よーい、ドン!」これをさすがに50m又は100m離れた所から大声で叫ぶのには気が引けるのでは無いでしょうか?
私は絶対にイヤですね。恥ずかしいですし。誰もいない場所ならまだしも、そんな所殆どありません。誰かしら人は居ます。
でもホイッスルや運動会で使うようなピストルなら、例え人が居たとしても大丈夫ではないでしょうか?これらならば別に恥ずかしくも無いですし、寧ろ本格的にスポーツに取り組んでいる人と見られ公園なんかで使っても違和感がありません。
以下が号砲ピストルです。
以下はホイッスルです。
こちらは電子タイプのホイッスル。
通常タイプのホイッスル
スターティングブロック
クラウチングスタートで本格的に50mや100mの計測をしたい方はスターティングブロックの購入を推奨します。
スターティングブロック通称スタブロは徒競走の大会では当たり前となっています。陸上をやっている方ならばもはやスタブロとの縁は切っても切れない関係ですし、無くてはならない存在なのは言わずとも知れている事です。
陸上未経験の方はスタンディングでのスタートしか経験が無い方が殆どでしょう。それでは勝つ事はできません。スタブロでのスタート経験が豊富なAさんとスタンディングスタートしかやった事の無いBさんでは例え走力のレベルやその日の体調やコンディションが一緒だったとしてもスタブロが当たり前にある大会ではほぼ確実にAさんに勝利の軍配が上がるでしょう。
陸上競技者以外のアスリートでも競走大会などの徒競走をする機会が来る時もあると思います。その際にスタブロでのスタートに慣れていないとうまくスタートが切れずにスピードに乗る事ができないでしょう。短距離走ではスタートが命です。スタートダッシュが勝敗を分けると言っても過言ではありません。
ですのでスタブロを手に入れてスタートの練習を行って下さい。
それだけで本番の結果は全く違うものになると思います。