2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は6日、ボランティアを含む大会スタッフ計約12万人が着用するユニフォームのデザイン選考委員会を東京都内で開き、元SMAPの香取慎吾さんら委員の投票で最終審査に進む6案を絞り込みました。
✨ユニフォームデザイン選考委員会の第2回を開催✨
今回は、スタッフ(大会ボランティア・組織委員会職員)と都市ボランティアが着用するユニフォームの候補6案が選ばれました。今後、サンプルが製作され、審査が行われます。2020年、どんなユニフォームが街を彩るのでしょう。https://t.co/Mn6ONjfUk1 pic.twitter.com/IvpIvtD6ox— Tokyo 2020 (@Tokyo2020jp) December 7, 2018
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「大会スタッフ・都市ボランティアのユニフォームデザイン選考委員会」発足
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が11月8日、東京五輪のユニフォームに関する新たな選考委員会「大会スタッフ・都市ボランティアのユニフォームデザイン選考委員会」の発足を発表しました。
委員会のメンバーは、座長を含む14人とスポーツボランティアなどの経験者11人の計25人で構成されています。
座長をファション・ジャーナリストの生駒芳子が務めることとなりました。
メンバーにはデザイナーのコシノヒロコやスタイリストの原由美子、パラリンピックのスペシャルサポーターを務める元SMAPの香取慎吾などが選出されています。
本委員会は、大会スタッフ(東京2020組織委員会が募集する大会ボランティア及び東京2020組織委員会職員)と都市ボランティア(東京都及び会場保有自治体が募集するボランティア)が着用するユニフォームのデザインを選考する委員会です。
12万人のユニフォームを決める
座長に就任した生駒芳子氏は、「約12万人もの方々が着ることになるユニフォームは、東京の顔ともなる存在であり、着る側も見る側もワクワクできるようなユニフォームのデザインを選んでいきたい」と発足に当たり意気込みを語りました。
また、委員の山本悦子氏は、東京マラソン財団ボランティアセンター長という経験から、「ボランティアの皆さんの活動内容・場所が多岐にわたることを想定して、着方についても様々な状況に合うルール作りが必要ではないか」との考えを述べました。
コシノヒロコや香取慎吾らが東京五輪大会ボランティアのユニフォーム選考委員に選出https://t.co/lVdqfwncwQ pic.twitter.com/jVyVVehnXi
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五輪大会装飾デザインのコアグラフィックスから派生
大会スタッフ、都市ボランティアともに、ユニフォームはコアグラフィックスと呼ばれる大会装飾に使用されるデザインから派生することになり、まさに東京2020大会を彩る重要な要素のひとつとなります。
コシノヒロコや #香取慎吾 らが東京五輪大会 #ボランティア のユニフォーム選考委員に https://t.co/2xFvCsgs7f#パラサポスペシャルサポーター #新しい地図 #パラリンピック #paralympics #Tokyo2020 #oen2020 #パラサポ #ボラサポ #オリンピック #Olympics
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また、ユニフォームの機能・構造・形については、東京五輪のゴールドパートナーの株式会社アシックスが暑さ対策やダイバーシティ、サステナビリティに配慮されたものとなるよう研究開発を行っています。
ユニフォームを12案から6案に絞り込み
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、2018年12月6日(木)に第2回「大会スタッフ・都市ボランティアのユニフォームデザイン選考委員会」を開催しました。
前回行われた第1回選考委員会にて絞り込まれた12案の中から、大会スタッフと都市ボランティアにふさわしいと思われるものに各委員が投票し、上位となったデザインから6案がサンプル製作されることになります。
選考委員会に出席した後、委員からは「識別性と親和性を意識してユニフォームのデザインを選びました。」(中西教夫委員)、「大会スタッフ、都市ボランティアが着るということを考えると、”老若男女に似合う”ということを大切にしました。同時に、着る方のお気持ちが盛り上がるデザインであることも重要だと思います。」(原由美子委員)など、コメントしていました。
来年3月ごろに予定される最終審査では、大会スポンサーのアシックスが6案のサンプルを製作し、大会スタッフ用と東京都が募集する都市ボランティア用の計2種類を決める方針です。
是非委員の皆様に東京五輪大会の縁の下の力持ち達のために「かっこいい」ユニフォームを選んでもらいたいものですね。
【昨日のニュース】東京五輪ボランティアのユニフォームはアシックスと共同開発。香取慎吾やコシノヒロコがデザインを選考https://t.co/uiQ34ABaJz pic.twitter.com/y2rxOj2FKV
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大会スタッフ・都市ボランティアのユニフォームデザイン選考委員会メンバー
(2018年12月7日現在)
座長
・ファッション・ジャーナリスト/アート・プロデューサー 生駒 芳子
委員
・公益財団法人日本財団パラリンピックサポートセンター/スペシャルサポーター 香取 慎吾
・ファッションデザイナー コシノヒロコ
・オリンピアン 杉山 愛 (テニス)
・パラリンピアン 土田 和歌子 (マラソン等)
・株式会社HAKUHODO DESIGN 代表取締役社長/多摩美術大学教授 永井 一史
・服飾文化史専門家/共立女子大学教授 長崎 巌
・文化学園大学服装学部ファッションクリエイション学科教授 中西 教夫
・慶応義塾大学大学院政策-メディア研究科特別招聘教授 夏野 剛
・弁護士/桜坂法律事務所パートナー 林 いづみ
・スタイリスト 原 由美子
・東洋大学国際観光学部教授 矢ケ崎 紀子
・グラムコ株式会社代表取締役社長/エグゼクティブコンサルタント 山田 敦郎
・一般財団法人東京マラソン財団ボランティアセンター長 山本 悦子
・スポーツボランティア・観光ボランティア経験者等ボランティア経験者(11名)