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2019年12月23日に2019年度の小学生(小5)と中学生(中2)が、毎年行っている新体力テストの統計結果がでました。
昨年度の結果がこれまでで最高の結果が多かったのに対して、2019年度はほぼ全ての項目で低下している結果となりました。
小・中共通して言えることは、特に全身持久力を測定する「20mシャトルラン」と中学生の「持久走」、走る能力を測定する「50m走」での低下が顕著に見られます。
総合的に「体力が低下している」結果となっています。
以下は、最新の2019年度の体力テストの結果と昨年度の結果の比較表です。
体力テスト結果:小5の平均値と合計点の昨年度比較
項目 | 男子19年度 | 男子18年度 | 女子19年度 | 女子18年度 |
握力(kg) | 16.37 ↓ | 16.54 | 16.09 ↓ | 16.14 |
上体起こし(回) | 19.80 ↓ | 19.94 | 18.95 → | 18.96 |
長座体前屈(cm) | 32.34 ↓ | 33.31 | 37.62 → | 37.63 |
反復横とび(点) | 41.74 ↓ | 42.1 | 40.14 ↓ | 40.32 |
20mシャトルラン(回) | 50.32 ↓ | 52.15 | 40.79 ↓ | 41.89 |
50m走(秒) | 9.42 ↓ | 9.37 | 9.63 ↓ | 9.6 |
立ち幅とび(回) | 151.45 ↓ | 152.26 | 145.68 ↓ | 145.97 |
ソフトボール投げ(m) | 21.61 ↓ | 22.14 | 13.61 ↓ | 13.76 |
体力合計点 | 53.6 ↓ | 54.21 | 55.6 ↓ | 55.9 |
男子は全ての項目で低下しています。特に20mシャトルランでは男子は2回、女子では1回の回数が減っていて全身持久力の低下が見られます。
体力テスト結果:中2の平均値と合計点の昨年度比較
項目 | 男子19年度 | 男子18年度 | 女子19年度 | 女子18年度 |
握力(kg) | 28.65 ↓ | 28.83 | 23.79 ↓ | 23.83 |
上体起こし(回) | 26.96 ↓ | 27.25 | 23.69 ↓ | 23.77 |
長座体前屈(cm) | 43.50 ↓ | 43.53 | 46.32 ↑ | 46.19 |
反復横とび(点) | 51.91 ↓ | 52.2 | 47.28 ↓ | 47.34 |
持久走1500/1000(秒) | 398.98 ↓ | 393.72 | 289.82 ↓ | 287.53 |
20mシャトルラン(回) | 83.53 ↓ | 85.65 | 58.31 ↓ | 59.55 |
50m走(秒) | 8.02 ↓ | 7.99 | 8.81 ↓ | 8.78 |
立ち幅とび(回) | 195.03 ↓ | 195.59 | 169.90 ↓ | 170.06 |
ハンドボール投げ(m) | 20.40 ↓ | 20.49 | 12.96 ↑ | 12.9 |
体力合計点 | 41.69 ↓ | 42.18 | 50.22 ↓ | 50.43 |
中学生も男子は全ての項目で低下という結果です。女子は柔軟性や体の動かし方は向上している結果です。
こちらも20mシャトルランの回数か男子2回、女子1回の減となっていて、全身持久力の低下が見られます。
総合的には男女共に昨年度より点数が下がっていて、体力の低下が現れる結果です。
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