みなさんは早く走ろうと無理に力を入れていませんか?
力を入れれば早く走れる訳ではありません。正しいフォームを身につけて初めて早くなります。
短距離と長距離では走り方が違うのでここでは短距離走での正しいフォームを身に付ける方法をご紹介いたします。
体幹を鍛えて姿勢を真っ直ぐにしよう
正しいフォームを身に着けるには、まず体幹を鍛える必要があります。
体幹を鍛えると姿勢自体が良くなるので、走っている最中に体がブレにくくなりフォームを維持しやすくなります。
そのため真っ直ぐなキレイなフォームが自然と身に付いてきます。
日常生活で簡単にできる体幹トレーニング
体幹トレーニングには様々な種類がありますが、比較的簡単に出来る方法があります。
それは普段の生活で腹筋を意識する事です。
普段呼吸をする時、胸の辺りが上下しているのですが、息を吸う時にしっかりとお腹を膨らませるイメージです。
普段からお腹が膨らむように呼吸してると思いがちですが、胸が上下するのにつられてお腹が動いているだけなので、意識しないと意味がないです。
下半身も同時にに鍛える場合には片足立ちが有効です。
それぞれの足5分ずつでも効果はあります。
片足を少し浮かせるだけでいいので、お店に並んでいる時、料理をしている時など普段の生活の中で立っている時に手軽に出来る方法です。また骨盤も整えられるので足に負担が掛かりにくくなります。
初めからフォームの全てを意識して走らない
正しいフォームには、「体を真っ直ぐに伸ばす」「脇を締める」「腕をしっかりと振る」「頭を動かさない」といくつかの動きが合わさって正しいフォームとなります。
その際に初めから全てを意識して走るのではなく、いくつかに分けて練習していくことをオススメします。
初めから全て意識して走るとそれぞれの動きが中途半端になってしまい、ぎこちないフォームとなってしまうので注意が必要です。
早く走ろうと思うと前かがみになってしまい猫背の様な格好になってしまいます。
その際に頭の中で胸をロープで引っ張られているようなイメージをすると良いです。
頭は動かさないのが基本なので体が伸びて来た時にしっかりと前を見るようにします。
上記で書いたように体幹を鍛えれば姿勢に関しては比較的、簡単に真っ直ぐになります。
腕をしっかりと振る練習をする場合、力を入れるタイミングが重要となります。
イメージとしては腕が体から前に来た瞬間にに力を入れましょう。
また力を入れるには腕を大きく振る必要があるので前に力を入れた時の反動で後ろにも大きく振るといいです。
初めのうちは止まった状態で腕だけを振る練習をするのがオススメです。
この際に脇を締める練習も一緒にできます。
誰かに前もしくは後ろから見てもらい声をかけてをもらうだけです。
一人の場合は鏡の前で腕を振る練習をし、脇が空いていないか見ながら練習を行います。
力を入れるタイミングが分かってきてから実際に走ってみましょう。
以上のように普段の生活の中からでも走るフォームに繋がる部分があります。
ただ筋肉を付けてむやみに力を入れればいいという事ではないので、走る前に自分のフォームを一度確認してみてはいかがでしょうか。