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現在、東京オリンピックの代表選手の内定者が少しずつ出てきています。普段はニュースで知る程度ですが、あらかじめ選考情報を知っておけば、いち早く内定者を知ることができます。大会も普段とは違った視点で見れるのでよりおもしろいレースになるのでは?

東京オリンピックの陸上競技で、いちばんメダルに近いと言われるのが「競歩」です。開催地の突然の変更もあり、注目の陸上競技の1つです。

し・か・も、(男子)50km競歩の大きな大会は東京オリンピックが最後で、世界的な大会は廃止されます。これは何がなんでも見るべき競技ですよ!

というわけで、オリンピック本番だけでなく代表選考から、ぜひ選手の応援と競歩についての理解を深めていきましょう。

競歩内定者と最終代表選手が決まる試合、スケジュール

競歩の代表選手の内定条件は、

  1. ドーハ2019世界陸上選手権において、日本人最上位で3位入賞を収めた者。
  2. 国内の選考競技会にて日本人最高位で、派遣設定記録を満たした者。

これ以外で救済措置として、IAAFのワールドランキング上位者で参加記録を満たした者で総合的に評価して決められます。

男子20km競歩

参加記録-1時間21分00秒/派遣設定記録-1時間20分00秒

■内定:山西利和(ドーハ世界陸上1位)

■選考試合:
–>2020年2月16日(日)第103回日本選手権20km競歩(神戸)
–>2020年3月15日(日)第44回全日本競歩能美大会(石川)

■候補者一覧:チームJAPAN男子競歩

■代表選手選考/決定スケジュール:
↓4月中旬-1次日本代表選手発表
↓5月中旬-2次日本代表選手発表
↓7月1日(水)-IAAFよりワールドランキングによる参加資格者の公表
7月2日以降-20km男女競歩最終日本代表決定、発表

男子50km競歩

参加記録-3時間50分00秒/派遣設定記録-3時間45分00秒

■内定:鈴木雄介(ドーハ世界陸上1位)、川野将虎(全日本50km競歩高畠大会1位)

選考試合:
–>2020年4月12日(日)第104回日本選手権50km競歩(石川)

■候補者一覧:チームJAPAN男子競歩

■代表選手選考/決定スケジュール:
↓4月中旬-1次日本代表選手発表
↓5月中旬-2次日本代表選手発表
↓6月3日(水)-IAAFよりワールドランキングによる参加資格者の公表
6月3日以降-50km競歩最終日本代表選手決定、発表

女子20km競歩

参加記録-1時間31分00秒/派遣設定記録-1時間30分00秒

■内定:なし

■選考試合:
2020年2月16日(日)第103回日本選手権20km競歩(神戸)
2020年3月15日(日)第44回全日本競歩能美大会(石川)

■候補者一覧:チームJAPAN女子競歩

■代表選手選考/決定スケジュール:男子20kmに同じ

競歩内定者と候補者の実績と世界ランキング

東京オリンピックの競技種目は、男子50km競歩と20km競歩の2種目ありますが、女子は20km競歩のみです。

50km競歩と20km競歩のどちらでもできる選手もいますが、どちらも上位ランキングというのは難しいですね、、。

それでも男子20km競歩、50km競歩のどちらにも世界ランク20の中に日本勢は6名もランクインしています。しかも共に1位は日本です。メダルにいちばん近いと言われる超期待の競技なんです!

参考 >>> 東京オリンピックで最後!メダルに最短の注目競技“競歩”を見逃すな

《競歩選手2019シーズンベストとランキング》

選手名 50km/SB 20km/SB 世界ランク 備考
山西 利和  1:17:15 1位 20km内定
髙橋 英輝 1:18:00 7位
池田 向希 1:17:25 11位
鈴木雄介 3:39:07 1:17:47 1位/13位 50km内定/20kmWR
川野将虎 3:36:45 1:17:24 4位/14位 50km内定
荒井広宙 3:43:02 1:19:00 10位/17位
藤沢 勇 3:52:21 1:17:52 21位/21位
丸尾知司 3:37:39 7位/50位
野田明宏 1:19:00 9位/-
小林 快 3:43:46 1:21:33 16位/44位
勝木隼人 3:45:05 25位
松永大介 2016リオ7位(20km)
淵瀬真寿美 4:19:56 1:32:23 20位/66位
岡田 久美子 1:27:41 8位
藤井 菜々子 1:28:58 19位

(2019年11月26日付更新)

陸上競技の中では意外にも早く代表選手が決まる種目なので、試合の行わるる2月、3月、4月はぜひ注目してみてください。

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