人間は、以下の3つの筋繊維のタイプに部類される。

遅筋優位タイプ、速筋優位タイプ、中間タイプ、と、この3つである。
遅筋とは、またの名を赤筋と呼び、エアロビック筋と呼ぶこともある。
速筋とは、またの名を白筋と呼び、アネロビック筋と呼ぶこともある。
それで、その赤筋とは、どのような筋肉なのかと一言で言うのであれば、それは持久力系の筋肉という事だ。

遅筋とは、「遅」の字の如く筋肉の収縮する速度が遅いことからその名が付けられており、色は赤い色をしているという。この遅筋が優位であれば、持久力が優れているのでマラソン選手タイプと言えよう。

一般的に日本人は遅筋優位なタイプの人間が多いと言われており、一般的な日本人の筋繊維比率は70:30で遅筋が勝っている人が多い事も分かるようにマラソン大国である。

マラソンではオリンピックでも常にメダルを確保できる国である。最近は世界陸上で福士選手が銅メダルを獲得した事は記憶に新しい。
一方で、速筋とは、これも読んでそのまま「速」の字の如く筋肉の収縮速度が速いことからその名が付けられており、色は白い色をしているという。この速筋が優位であれば、瞬発力に優れているのでスプリンター(短距離走者)タイプと言える。

速筋タイプなのか遅筋タイプなのかを知る事ができる遺伝子検査

スプリンター向きの筋肉を持つ人間は黒人に多く存在し、日本人でこのタイプは珍しいと言われている。

この事からも分かる様に陸上の100mや200mといった短距離の種目ではオリンピックや世界陸上では黒人の独壇場となっており、日本人が付け入る隙も無い。しかし、最近その流れが覆されつつある。

それは、今年の4月29日に織田記念陸上で17歳にして10、01という素晴らしいタイムを叩き出した「桐生祥秀」選手だ。この選手のこの記録はあの言わずと知れたウサインボルトの17歳の時のタイムよりも速いと言う。桐生君は今後も日本のいや、世界のスプリント界に衝撃を与える存在になってゆくのかもしれない。

また、日本人初の9秒台にも期待の拍車が掛かっている。

そんな今後のスプリント界を担うであろうビッグな若手桐生祥秀選手の筋繊維タイプは間違いなく速筋タイプであることは言わずもがなだろう。と、話は若干逸れたが、筋繊維に話を戻すと、この速筋が優位であれば瞬発力に優れるので短距離走の才能があると言える。
また、遅筋の持久力と速筋の瞬発力を同時に兼ね備えたバランスの良い中間タイプも存在する。
このタイプは比率で言えば遅筋50:速筋50で一般的なアメリカ人に多いと言われている。

このタイプに向いている競技は持久力と瞬発力を使う競技。

サッカーやラグビーやバスケなど。

また、陸上では十種競技(デカスロン)にも向いていると言えよう。

中間筋と呼ばれる筋肉がありまたの名をピンク筋と呼ぶ。このピンク筋は、速筋のパワフルさはそのままに持久力も兼ね備えた万能な筋肉の事を言う。

速筋タイプは疲れ易いと言われているが中間筋タイプは遅筋タイプの特徴も持ち合わせているので別に疲れ易くもない。
まとめると
遅筋=色は赤、収縮速度は遅い、持久力ある、力の大きさは小さい
速筋=色は白、収縮速度は速い、持久力ない、力の大きさは大きい

自分がどのタイプなのか知りたい場合は以下のURLにておおよその割合を測定できるサイトがある。
速筋と遅筋の比率のかんたんな推定方法
ここでは50m走のタイムと1200m走のタイムを入力する必要があるが、50mのタイムの記入の際には十分注意したほうが良いと思われる。

それは、正式な50m走のタイムと言うのは電気時計で測定したタイムの事を指し、ストップウォッチを活用し人の手で測る手動計測では0、24~0、5秒ぐらいの誤差が生じるからだ。それゆえ、手動計測のタイムをそのまま入力するのではなく、手動計測のタイムに誤差分である0、24~0、5秒を上乗せした秒数を入力しよう。

例えば、手動計測で6秒5の人ならば6、74~7、0までのタイムを入力するといったところだ。

また、本格的に自分が速筋派か遅筋派なのかを調べたければ以下のURLにて遺伝子検査キットを検討してみてほしい。

あなたはどっち??スプリンター向きのRR型orマラソンランナー向きのXX型か?それともバランス型のRX型??
口腔粘膜でスポーツ遺伝子を調べる【DNA EXERCISE】