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駅伝シーズンになりました。10月に開催される出雲駅伝をシーズンの最初に、続々と駅伝大会が行われます。

毎年11月第一日曜日に開催されるのが「全日本大学駅伝」で、男子の3大大学駅伝のうちの一つです。
全国の大学で各地区から選抜された大学駅伝チームの戦いです。
2018年は開催から50回目を迎える駅伝大会ですが、今年からコースが変更となり、先の読めない戦いになりそうです。大学駅伝の日本一を決める熱い戦いの結果はいかに?!

  • 大会名:秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対抗選手権大会
  • 開催日程:2018年11月4日(日)8:05スタート
  • 放送日程:テレビ朝日系 7時45分~13時40分(予定)生中継

2018年全日本駅伝大会の出場校は?

この全日本大学駅伝は1月に開催される箱根駅伝の前哨戦ともいわれますが、箱根駅伝の出場は関東の大学限定でいわば地方大会なのに対して、「全日本大学駅伝」は全国の大学から各地区予選を勝ち抜いた大学で戦う、まさに大学駅伝の日本一を決める戦いです。

出場は予選の選抜の他、昨年の上位6校がシード校、各地区で北海道1、東北1、関東9、北信越1、東海2、関西3、中国四国1、九州1、選抜オープン2の計27校が出場します。この中に関東地区として9校が出場することになります。

必然的に箱根駅伝の出場校が出場するので、各チームの走順戦略と選手の走り具合をチェックするにはいい機会となっています。

全国日本大学駅伝大会 出場校

神奈川大、東海大、青山大、駒沢大、東洋大、中央学院大、札幌学院大、東北大、新潟医療福祉大、早稲田大、法政大、國學院大、城西大、明治大、帝京大、愛知工業大、皇學館大、立命館大、京都産業大、大阪経済大、広島経済大、第一工業大、日本学連選抜、東海学連選抜

この中で駒沢大学が連続出場23回と他校に比べて圧倒的に出場回数が多いです。昨年は入賞できませんでしたが、2019年の箱根駅伝の予選では1位通過していて、その実力は侮れません。

2018全日本大学駅伝大会はコース変更初回で戦略が立てづらい?!

男子3大駅伝ではそれぞれコースの特徴が違います。出雲駅伝は“スピード駅伝”、箱根駅伝は“忍耐の駅伝”と言われるのに対して、全日本大学駅伝は“バランスと総合力の駅伝”と言われています。これはコース特徴にあり、全日本大学駅伝のコースはどちらかといえば平坦なコースが多いですが、各区間の距離に差があるためスピードと耐久のそれぞれ得意な選手をコースに合わせて走順を考えなければなりません。

(全日本大学駅伝大会サイトより)

そのコースは「愛知県名古屋市熱田神宮西門前から、三重県伊勢市の伊勢神宮内宮宇治橋前」となっていることから、通称「伊勢路」とも呼ばれている8区間106.8kmで競われます。

コース変更と影響

全長106.8kmは変わりませんが、4区まではほぼ走行距離がこれまでより伸びています(2区を除く)が、5区からはその距離が大幅に伸びていて7区は5.7kmも長くなっています。8区に至っては競技内最長の19.7kmとなっています。

1区(14.6km→9.5km)
2区(13.2km→11.1km)
3区(9.5km→11.9km)
4区(14.0km→11.8km)
5区(11.6km→12.4km)
6区(12.3km→12.8km)
7区(11.9km→17.6km)
8区(19.7km、距離変更なし)

どのチームも今回のコース変更は初めてで、これまでの経験を反映しにくい状況ですが、一様に7区と8区が勝敗を分ける場所という認識のためその部分にエースを持ってくるか、最初の1、2区で差をつけて、最終の7、8区で一気に勝負をかけるという戦略が多いようです。

コースの詳細は>>> コースマップ(全日本大学駅伝大会)

2018年全日本大学駅伝大会(第50回)の結果予想

昨年2017年は神奈川大学が優勝し、その後の箱根駅伝では青山学院大が優勝しています。また本大会の2017年度結果は2位に東海大、3位に青山学院大とその後の箱根駅伝への上位入賞(青山学院大優賞、東洋大2位)という結果から、青山学院大、東洋大、東海大の3校は上位入賞が期待できそうです。

また箱根駅伝の予選会で1位通過をした駒沢大も予選メンバーと今回の全日本大学駅伝の出場メンバーがほぼ同じなので期待したいですね。

詳しい出場選手は>>> 2018年全日本大学駅伝大会 出場校選手紹介

参考までにこれまでの駅伝大会の成績を見てみると、

  • 2017年全日本大学駅伝(2017年11月5日)
    優勝:神奈川大 5時間12分49秒
    2位:東海大 5時間14分7秒
    3位:青山学院大 5時間15分22秒
    4位:駒沢大 5時間15分59秒
    5位:東洋大 5時間16分29秒
  • 2018年箱根駅伝(2018年1月2、3日)
    優勝:青山学院大
    2位:東洋大
    3位:早稲田大
    4位:日本体育大
    5位:東海大
  • 2019年箱根駅伝予選(2018年10月13日)
    1位 駒澤大学
    2位 順天堂大学
    3位 神奈川大学

>>> 2019年(第95回)箱根駅伝予選会の詳細を見る

  • 2018年出雲駅伝(2018年10月8日)
    優勝:青山学院大
    2位:東洋大
    3位:東海大
    4位:拓殖大
    5位:帝京大

2018年/第50回全日本大学駅伝大会の結果と次回シード校

前回の出雲駅伝に続き、青山学院大学の総合優勝となりました。また次回は上位8位までが出場校のシード枠で出場可能となります。
優勝:青山学院大学 5時間13分11秒
2位:東海大学 5時間15分31秒
3位:東洋大学 5時間15分57秒
4位:駒沢大学 5時間17分29秒
5位:帝京大学 5時間18分34秒
6位:國學院大學: 5時間19分50秒
7位:法政大学: 5時間20分21秒
8位:城西大学: 5時間20分29

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