2018年のアジア大会はインドネシアのジャカルタで8月18日より開催されています。陸上競技の記録では世界大会となるとアメリカやアフリカ勢に記録を阻まれてきました。

2020年の東京オリンピックに向けてのレベルアップ対策として強化カテゴリーを4つのに分け優先順位を決めています。そのオリンピック公式競技で「ゴールドメダル」獲得をターゲットにした競技と2016年のオリンピックで銀メダル、2017年の世界選手権で銅の獲得が続く男子400mリレー、マラソンについてのアジアの記録を見てみたいと思います。

※記録は「アジア大会」のみと、公式記録として残る全ての大会のうちの「アジア記録」になります。

アジア競技大会2018で注目の陸上種目と注目選手

注目は男子100m4×100m(400m)リレーです。
男子100mは2017年に桐生祥秀が日本人初の9.98秒で9秒代をマークしました。その後、最近になって中国の蘇炳添選手がこれまでのオグノテのアジア記録をぬりかえる9.91秒を出しています。このアジア競技会男子100mでそれを上回る記録がでるか期待したいところです。

また男子400m(4×100m)リレーの日本代表は、2016年のリオデジャネイロオリンピックで銀メダルに輝く37.60秒の好成績を残している(同時にアジア記録)だけに、アジア競技会での金メダルへの期待が高まります。なお今大会ではリオメンバーから変更があり、飯塚翔太選手にかわり多田修平選手が出場します。
男子400mリレーの走順は、①山縣亮太 ②多田修平 ③桐生祥秀 ④ケンブリッジ飛鳥です。

女子ではマラソンが3記録すべて日本代表が記録を残しているだけに今大会で記録を残せるか野上恵子選手、田中華絵選手の記録が気になります。

>>> アジア競技大会陸上の主な代表選手と競技日程詳細

陸上種目のアジア競技会及びアジア記録一覧(ゴールドメダルターゲット)

【男子】
(100m)
アジア大会 9.92秒(+0.5m/s):蘇炳添(中国)2018年ジャカルタ大会
アジア記録 9.91秒:蘇炳添(中国)2018年6月マドリード国際大会
日本記録  9.98秒:桐生祥秀 2017年9月日本学生対話選手権
(200m)
アジア大会 20.14秒(+0.3m/s):オグノデ(カタール)2014年仁川大会
アジア記録 19.97秒(-0.4m/s):オグノテ(カタール)2015年9月
日本記録  20.03秒:末續慎吾 2003年6月日本選手権
(400mH)
アジア大会 44.46秒:マスラヒ(サウジアラビア)2014年仁川大会
アジア記録 43.93秒:マスラヒ(サウジアラビア)2015年8月
日本記録  44.78秒:高野進 1991年6月日本選手権
(4×100mリレー)
アジア大会 37.99秒:中国 陳、謝、蘇、張 2014年仁川大会
アジア記録 37.60秒日本 2016年リオオリンピック
日本記録  37.60秒:山縣、飯塚、桐生、ケンブリッジ 2016年リオオリンピック
(4×400mリレー)
アジア大会 3分01.70秒:日本 小坂田、田端、管、苅部 1998年バンコク大会
アジア記録 3分00.76秒日本 1996年アトランタオリンピック
日本記録  3分00.76秒:日本 苅部、伊東、小坂田、大森 1996年アトランタオリンピック
(マラソン)
アジア大会 2時間08分21秒中山武行(日本) 1986年ソウル大会
アジア記録 2時間06分11秒設楽悠太 2018年2月
日本記録  2時間08分21秒:中山武行(日本)1986年ソウル大会
(やり投げ)
アジア大会 89.15m:趙清剛(中国) 2014年仁川大会
アジア記録 91.36m:鄭兆村(台湾) 2017年8月
日本記録  87.60m:溝口和洋 1989年国際グランプリ
(棒高跳び)
アジア大会 5m92:ポタポビッチ(カザフスタン)1998年9月
アジア記録 5m65:ポタボビッチ(カザフスタン) 1994年広島大会
日本記録  5m83:澤野大地 2005年10月

【女子】

(5000m)
アジア大会 14分40.41秒:孫英傑(中国) 2002年釜山大会
アジア記録 12分51.96秒:14分28.09秒:姜波(中国) 1997年10月
日本記録     13分08.40秒:14分53.22秒:福士加代子 2005年7月ゴールデンガラ
(10000m)
アジア大会 30分28.26秒:孫英傑(中国) 2002年釜山大会
アジア記録 29分31.78秒:王軍霞(中国) 1993年9月
日本記録     30分48.89秒:渋井陽子 2002年5月カーディナル招待
(4×100mリレー)
アジア大会 42.83秒:中国 濤、孔、林、魏 2014年仁川大会
アジア記録 42.23秒:中国 1997年10月
日本記録     43.39秒:北風、高橋、福島、市川 2011年ゴールデングランプリ
(マラソン )
アジア大会  2時間21分47秒高橋直子(日本) 1998年バンコク大会
アジア記録  2時間19分12秒野口みずき(日本) 2005年9月
日本記録      2時間21分18秒野口みずき 2003年大阪国際女子
(やり投げ )
アジア大会 65.47m:張李(中国) 2014年仁川大会
アジア記録 67.69m:呂会会(中国) 2018年5月
日本記録     63.80m:海老原有希 2015年ゴールデングランプリ

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