年末近くなると駅伝の大会があちこちで催され「駅伝シーズン」到来といった感じです。年始恒例の箱根駅伝はもはや正月の風物詩となっています。あの選手たちがチーム一丸となって「たすきをつなぐ」場面に感動する人も多いですよね。

最近だと10月21日に行われた全日本実業団対抗女子駅伝予選会の負傷継続がニュースになりました。

“たすきをつなぐ”ことに関心がいきますが、そのたすきや駅伝のルールについて知ればこれまで以上に「駅伝」大会を楽しむことができます。
ちなみに駅伝は日本発祥のスポーツで海外でも「EKIDEN」として知られています。“たすきをつなぐ”という日常でも使う表現もこの駅伝からきていて、この競技としての駅伝に抱く(期待する)思いが日本的な感じがします。

駅伝の“たすき”をつなぐ厳密なルール

駅伝は日本の競技のため国際ルールはなく、日本独自のルールがあります。日本陸上競技連盟が定めた「日本陸上競技連盟駅伝競走規準」を設けています。これを基に開催大会独自のルールを設けることができます。

では一般的な駅伝のタスキに関するルールをみていきましょう。
まず使用されるたすきは規定があり、

  • 布製で長さ1m600~1m800で、幅6cmを標準とする。
  • たすきは必ず肩から斜めに脇のの下に掛けなければならない。

というもの。また仮にたすきを持参する場合は、事前に承認を得る必要があります。伝統のタスキは届け出が必要ということです。

そしていちばんの感動ポイント「たすきをつなぐ」にもルールがあります。

たすきは必ず前走者と次走者の間で手渡さなければならない。 たすき渡しに際して、前走者がたすきを外すのは中継線手前 40mから、次走者がたすきをかけるのは中継後(進行方向)20mまでをお およその目安とする。

ことが定められています。いくら自分の前の走者が目の前で走れなくなっても、たすきを拾いに自分のコース(区間)から後ろに行ってはいけない、ということです。

また、たすきはバトンと同様に手渡しで行い、投げてもいけません。仮に前区間に入った、または、たすきを投げて渡したことになると失格になります。ただし競技者がたすきを投げた位置まで戻り、そこから区間を完走してたすきを正しく渡せば失格にはならないようです。
1回のたすきの受け渡しミスですべて失格となってしまうのは厳しいですね。

過去の大会では2015年の全国都道府県対抗男子駅伝大会と2016年のクイーンズ駅伝(全日本実業団女子駅伝)でたすきミスで失格が出ています。

何気ないたすきをつなぐ行為にも観客以上に競技者の必死の思いが詰まっている“たすき”リレーを見れる駅伝は、まだまだこれからがシーズンです。ぜひルールを理解して選手の戦いを応援しましょう。参考までに、、

2018年~2019年駅伝大会開催予定

  • 2018年11月4日(日)全日本大学駅伝(伊勢路大会) テレビ朝日系
  • 2018年11月11日(日)東日本女子駅伝 フジテレビ系
  • 2018年11月25日(日)クイーンズ駅伝(全日本実業団女子駅伝) TBS系
  • 2018年12月16日(日)全国中学駅伝
  • 2018年12月23日(祝)全国高校駅伝
  • 2018年12月30日(日)富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝)
  • 2019年1月1日(祝)全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝) TBS系
  • 2019年1月2日、3日(祝)箱根駅伝 日本テレビ系
  • 2019年1月13日(日)都道府県対抗女子駅伝 NHK
  • 2019年1月20日(日)都道府県対抗男子駅伝 NHK

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