今年の6/22~6/24に、第102回日本陸上競技選手権大会が開催されました。
この大会は「アジア競技大会2018の日程と種目、放送について」の記事で紹介した
8/18~9/2のジャカルタアジア大会の代表選手選考会を兼ねている重要な大会でした。
どの選手が活躍したのでしょうか?注目の選手を紹介していきますね。
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男子110mハードル 金井大旺選手 日本新記録!
まずは、男子110mハードルの金井大旺選手(福井県スポーツ協会)です。
大会では13秒36の日本新記録で初優勝!記録更新は14年ぶりとのことです。
もちろん、アジア大会代表に即時内定です。
金井選手はいわゆるスポーツ高ではなく、進学校の函館ラ・サール高の出身で、
専門の指導者がおらず、自分で知識を得てメニューを組み立てていたそうです。
自己流で日本の頂点に立った訳ですね。
今大会22歳で日本一。2020年の東京オリンピックを区切りとして、
そのあとは家業を継ぐそうです。
いい記録を残せるとよいですね!
男子円盤投 湯上剛輝選手 日本新記録!
続いては、男子円盤投の湯上剛輝選手(トヨタ自動車)です。
こちらも日本新記録ですが、5投のうち、3投目で61m02とこの時点で日本記録更新、
4投目で62m03、5投目で62m16となんと3連続更新です!
湯上選手は、生まれつき両耳がほとんど聞こえず、小さいころから運動は大好きなのですが、
野球やサッカーなど団体戦は難しいので、中学からは陸上をやっていたそうです。
体格が良いので円盤投をやったところ、ぐんぐん記録が伸びて、
努力を続けて今回の快挙に至ったわけです。
日本の投てきと言えば、何といっても室伏親子のハンマー投げが有名ですね。
彼らに続く活躍を期待します!
男子100m走 山縣亮太選手
次は、男子100m走の山縣亮太選手(セイコー)です。
決勝では10秒05の大会タイ記録で後続に0.1秒差をつけての快勝。
男子100m走は、山縣選手、ケンブリッジ選手、桐生選手と3人が競り合っています。
アジア大会では9秒台を期待したいです!
女子円盤投 齋藤真希選手
続いて、女子円盤投げの斎藤真紀選手(鶴岡工高3年)です。
高校生にしてシニア勢を抑えて51m42の記録で優勝。高校生の優勝は戦後初とのことです!
将来が楽しみですね!
女子走幅跳 高良彩花選手
こちらも高校生の、女子走幅跳の高良彩花選手(園田学園高3年)です。
高良選手は6m22の記録で、前大会からの連覇です。高校生連覇は50年ぶりとのこと。
ただ、高良選手は6m44の記録を持っていて、この内容は少し不満だったようです。
末恐ろしい高校生ですね。
おわりに
いろいろな選手を紹介しましたが、どの選手も期待できそうですね。
紹介できなかった選手も、日本代表としてジャカルタアジア大会で頑張って欲しいと思います!