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シカゴマラソン2018で3位に入賞し日本新記録の2時間5分50秒を記録、更新した大迫傑選手。まだ記憶に新しいかと思いますが、そのシカゴマラソンで大迫選手はじめ男子上位5位までの選手の足元に注目が集まりました。

その上位入賞選手のマラソンシューズがすべてナイキ/NIKEというから驚きです。マラソンのフィニッシュでは選手の足元がすべて“オレンジ”でした。
また女子でも他を圧倒して優勝したブリジット・コスゲイ(ケニア)の足元も同じシューズが!!(記録:2時間18分35秒)


地球最速とまでいわれるナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット

2位モジネット・ゲレメウ選手、3位大迫傑選手、4位ケネス・キプケモイ選手のマラソンシューズは「ナイキ ヴェイパーフライ4%フライニット」です。

ナイキによれば、このヴェイパーフライ4%のシューズは「超軽量かつ柔らかくエネルギーリターン率が最大85%にものぼる”ズームX フォーム”と、高め推進力を感じさせる曲線状のカーボンファイバープレートを使用することで、これまでのナイキ最速とされたレーシングシューズと比べて、ランニング効率を平均4%向上させることが可能となった。」ということです。

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この2018シカゴマラソン男子で優勝したモハメド・ファラーと5位のラップ・ガレン、女子の優勝者ブリジット・コスゲイのナイキシューズは、

  • 最新のヴェイパーフライ 4%エリート(NIKE Vaporfly 4% elite)

マラソン男子の世界記録保持者のキプチョゲに“完璧”と言わしめたナイキのヴェイパーフライ4%を基に、カスタマイズ版の最新上位モデルelite/エリートとなっています。

ナイキのマラソンシューズでフルマラソン2時間切りを目指す

これらのナイキ ヴェイパーフライ4%はもともとナイキの「Breaking 2」というフルマラソンの記録の2時間切りに挑戦するプロジェクトから開発されたマラソンシューズです。

現在2018年の9月のベルリンマラソン2018でキプチョゲ選手(ケニア)が世界記録が2時間1分39秒を記録しています。この時に履いていたマラソンシューズもナイキのウェイパーフライ4%フライニットをベースにしたもの。
ここでは2時間切りとはなりませんでしたが、限りなく近づいていますね!

なお一部でこの厚底は規則にふれることを危惧する声も聞かれていますが、このシューズを履いた選手の記録は正式記録としてIAAFに残っているので、今のところ問題はなさそうです。

IAAFは2018年の6月に競技規則の変更を行っていて、その際、143条も変更となっていますがキプチョゲ選手の世界記録更新はその後の9月なので違反ではないことを証明しています。

●Rule 143: Clothing, shoes and athlete bibs

– Any type of shoe used must be reasonably available to all in the spirit of the universality of athletics. Shoes must not be constructed so as to give athletes any unfair assistance or advantage.(使用者に不正な利益を与えるような、いかなる技術的結合も含めて、競技者に不正な付加的助力を与えるものであってはならない。)

この「Breaking 2」プロジェクトで男子マラソンの2時間切りがニュースになる日も近いかもしれませんね。ぜひ記録といっしょに選手の走りとそれを支えるマラソンシューズにも着目してくださいね。

次回、大迫選手の出場は2019年3月3日(日)に開催される「2019年東京マラソン」です。記録のさらなる更新につながるか楽しみです。

 

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