いきなりですが、皆さんは陸上競技が好きですか?
大好き!という選手もいれば、好きという感情はわからないが、競技をしていない自分は想像できないという選手もいるかと思います。感じ方は選手それぞれ異なりますが、日々ハードな練習をしてきているのですから、きっと好きなはずです。
好きなことをしていると楽しいと感じますよね。ですが、楽しいことも時々辛いことも起こりますよね。その辛い時にメンタルの強さが発揮されます。
この記事ではメンタルとは何か、鍛え方の一部をご紹介いたします。

初心に返ってみよう!

今回この記事をご覧になっている皆さんは、ただ練習をこなすだけではダメなのかという不安をお持ちかと思います。
決してダメではありませんが、ほんの少しだけ考え方を見直してみましょう。
まず、あなたはなぜ「陸上競技」という競技を始めたのでしょうか?
走ることが好きだから、好きなことで更に高みを目指したい、誰よりも速くなりたいからと理由が必ずあるはずです。初心に返ってみて、なぜ競技を始めたのか思い出してください。この理由こそがメンタル面で大きな支えになります。

 

メンタルの鍛え方とは?

何か心理テストのような難しいことをしないとメンタルは鍛えられないと考えている選手をよく見かけますが、実は毎日練習をしていれば鍛えられます。
え、それだけ?もっと何かないの?と思うかもしれませんが、日々辛い練習を積み重ねるという生活自体が心身共にトレーニングになっているのです。
ですから「これだけ辛い練習を頑張っている」とまずは自分を認めてあげましょう。では、とても頑張っているのにうまくいかないのはなぜか原因を分析してみましょう。
ちゃんと意識して注意をしていたのにまた同じミスを繰り返してしまった、たくさん練習したのにまた試合に負けてしまったなど悔やまれる場面が度々起こります。これは無意識の仕業です。

意識と無意識について

人には意識と無意識と2種類ありますが、無意識の分野が9割を占めています。どんなに意識していても試合のような一大事ではとても余裕がありませんから、無意識の自分が出て来てしまうのです。この無意識を修正させることがメンタルトレーニングの一つになると考えています。いますぐできることが、「イメージトレーニング」と「練習日誌」になります。

 

「イメージトレーニング」

ただ頭の中でイメージするだけではなく、視覚、聴覚の力を使い、より鮮明にイメージしてみましょう。
例えば、自分の競技スタイルに似ている選手が優勝した試合の動画を観ること。そしてその選手を自分に置き換えて、実際に自分が試合をしているかのようにイメージするのです。
わからないという場合は、自分が憧れる選手の試合や動画を観ながら自分に置き換えてみましょう。自分に似ているかもと感じる選手がいるはずです。この一連の行動を練習の時はもちろん、起床時や就寝前など何度も行いましょう。

 

「練習日誌」

練習日誌をつけていないという選手はこの機会にぜひ作ってみましょう。内容はご存知かと思いますが、食事、体重と体脂肪率、練習内容、体調、月間走行距離、思ったことなど記録しましょう。
そして試合前やスランプの時はもちろん、週ごと、難しければ月ごとなど頻繁に練習日誌を読み返してみましょう。
過去の自分を振り返って、辛いことをたくさん乗り越えてきたのは何のためか思い返してみましょう

 

最後に

調子の悪いときほど何とかしなければと新しい方法に飛びつきたくなるものですが、初心に返り、気持ちを立て直してからでも遅くはないはずです。
焦らずに自分ならどんなに辛い状況も乗り越えられると信じてあげましょう。どうしてもダメだと感じたら勇気を出して、コーチやご両親、友達など身近な周りに助けを求めることも大事です。
いずれ遅かれ早かれ競技から引退するときが来ますが、この大変だった経験が違うかたちで役に立つときが来ます。今回ご紹介した方法が皆さんの限られた競技生活に少しでもお役になればと思っております。充実した競技生活を過ごしてください!

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