東京オリンピックの開催まで1年を切りました。
それぞれの競技の出場者の選考が徐々に本格化してきました。
オリンピックでもメダルが期待できる、注目の競技に「マラソン」があります。
オリンピックでの開催日時は、
- 女子マラソン:2020年8月2日(日)6:00~
- 男子マラソン:2020年8月9日(日)6:00~
その注目のマラソンの日本代表者の選考は、2019年9月15日(日)に開催される「MGC/グランマラソンチャンピオンシップ)」です。この大会で派遣設定記録を上回る①優勝者と②2位の競技者が内定となります。
これまでマラソンといえば、女子が有名でしたが最近では男子マラソンが世界の大会でも、実績をみるようになりました。
特に女子マラソンは1992年の有森裕子の銀メダル以降、毎回メダル獲得が続いていましたが、2004年のアテネ大会の野口みずきの金メダル以降、成績低迷しています。
Contents
歴代日本マラソンのオリンピックメダリスト(実績)
オリンピックでは、女子のマラソンが正式種目として認められたのは1984年のロサンゼルス大会からです。(ここでは女子マラソンとの開催時期を合わせています)
歴代男子マラソンオリンピックメダル受賞者
1992年バルセロナ 2位:森下広一 2H13分45秒
歴代女子マラソンオリンピックメダル受賞者
1992年バルセロナ 2位:有森裕子 2H32分49秒
1996年アトランタ 3位:有森裕子 2H28分39秒
2000年シドニー 1位:高橋尚子 2H23分14秒
2004年アテネ 1位:野口みずき 2H26分20秒
なお、男子/女子それぞれの2019年のワールドランキングと自己ベスト記録は、
男子マラソン2019年ランキング
1位:エリウド・キプチョゲ(ケニア) 2H02分37秒
2位:モジネット・ゲレメウ(エチオピア) 2H05分55秒
3位:ムル・ワシフム(エチオピア) 2H03分16秒
日本人選手はベスト100中2名がランクイン。日本人ランキングでは、
9位:設楽悠太 2H06分11秒
51位:服部悠馬 2H07分26秒
ランク外:中村匠悟 2H08分16秒
女子マラソン2019年ランキング
1位:ルース・チェプンゲティッチ(ケニア) 2H17分08秒
2位:ブリジット・コスゲイ(ケニア) 2H18分20秒
3位:ビビアン・チェルイヨット(ケニア) 2H18分31秒
日本人選手はベスト100中2名。日本人ランキングでは、
62位:岩出玲亜 2H23分52秒
76位:小原怜 2H25分46秒
ランク外:上原美幸 2H24分19秒
東京オリンピック2020 マラソンの参加資格
東京オリンピックマラソンの日本国内での選考会は今回より大幅に変更されています。
今年は9月15日(日)のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)によって、代表者3名のうち2名(①MGCの優勝者、②MGCの2位)の競技者が内定となります。
また3人目は、MGC以降の3大会においてファイナルチャレンジ設定記録を達成した最上位の競技者です。
ちなみに設定記録は、
・男子:2H05分49秒
・女子:2H22分22秒 となっています。
なお東京オリンピックのマラソン参加資格は、
・男子:2H11分30秒
・女子:2H29分30秒 です。
東京オリンピックの出場内定選手
東京オリンピックの内定選手を決める選考レースは、
★マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)
開催:2019 年9 月15 日(日)
→8 時50 分 男子マラソンスタート
→9 時10 分 女子マラソンスタート
【テレビ放送】男子:TBSテレビ系列全国ネット 女子:NHK総合
【ラジオ放送】男子:TBSラジオ 女子:NHKラジオ
男子内定者:
女子内定者: