走行種目で大事なシューズ選び【陸上競技はシューズ選びが大事!】
陸上は、どの競技種目であっても地面の上を必ず足で走りますよね。
そのため、地面と足の接着点となるシューズは、走る際に重要な役目を果たしています。
特に走行種目の場合、シューズ選びが記録に直結するといっても過言ではありません。
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シューズ(ソール)の特徴と違い
練習で使うシューズやスパイクは、それぞれに特徴があります。
短距離か長距離か、競技種目ごとにも適切なシューズが存在していて、その中から自分に合った最適なものを選んでいくことが求められます。
例えば、プレートの長さや範囲です。
プレートとは、足の裏についている板状の素材のことです。
役割としては、シューズとの間に力のためを作って跳ね返し、推進力を得るためのものであり、プレート設計として組み込まれています。
プレートが長くなるほど反発力が大きくなるので、短距離選手はわりとプレートのあって硬いものを選びます。
しかし、反発するということはそれだけ足に負荷がかかるので疲労を考えると、長距離選手に対しては逆に反発の低いものを選ぶことが必要です。
ソールとも呼ばれ、中敷と外側の底など陸上競技を本格的に練習するのであれば、ソール部分の機能性を考慮してシューズ選びをします。
一方で、跳躍種目の場合は、ソールを強化して特殊なピンのものが多いのです。
シューズの機能性とフィット感
陸上選手のシューズ選びで練習し記録を向上させていくごとに必要となってくるのが、シューズの機能性です。
機能性で有名なのは、クッション性や足へのフィット性です。
クッション性は足への負担を軽減しつつ、足から地面へ伝わる力の伝道効率を落とさないようになっています。
そして、足にフィットするほど、走りやすくなりそれが速度や走るフォームへ良い影響を与えるのです。
サイズを正確に測ってフィット感を高める
シューズは普段の靴選びと比べて大きな違いがあります。
それはほんのわずかなシューズの違和感で競技種目の記録を変えるものになります。
特に足のサイズにあっていないブカブカなものや逆にキツ過ぎるシューズは記録を悪くする要因になりかねません。
出来れば、メジャーなどを使いしっかりとしたサイズの計測を行うのがベストです。
27cmだからそのサイズでシューズも買うということをすると、いまいちフィットしないということにもなりかねません。
また、練習用シューズだからと適当なものや安さで選んでしまうのもあまりよくありません。
本番のことを考えて、実際に記録を出すための足に馴染ませるシューズを選ぶべきでしょう。
サイズ以外にシューズ選びで必要なこと
シューズと走り方・筋力の相性
走行種目の競技者であれば、走行方法や筋力バランスなどにあったシューズ選びが大切です。
一番早いのは、実際に走ってみることですが、各メーカーから出ているシューズには特性や独自の特徴が素材や設計段階で付加されていて、どんな機能が必要かを調べてから選ぶのがよいです。
サイズは合っているのに、足が疲れやすかったり記録が向上しないというときは、シューズと足の筋バランスや走行方法(フォームなど)が合っていないことが考えられます。
中長距離選手のシューズ選び
短距離選手が陸上の記録会に出たり日本の大会に出場する場合、シューズはスパイクを使用して、底にはピンを付けることになります。
スパイクピンは、短距離選手にとって、記録にかかわる重要なポイントで、ピンは、足腰の力を地面から力をより大きく伝えて、前に進む力に変えます。
ピンで普段から練習してトラックに馴染めれば、記録を秒単位で伸ばすことが出来るほどです。
しかしながら、疲労が溜まりやすいピン式は、中長距離選手にとって、利点ばかりではないといわれています。
そのため、履き慣れたランニングシューズで試合に出場する方も珍しくありません。
成長期の選手の部活動用シューズ選び
中高の陸上部なら1万前後のオールラウンドタイプで十分であることが多いです。
少し高めで本格的な陸上者用のシューズを買う場合は、+5000円くらいを目安に、足や走りの性質にあったものから機能性を重視します。
そして、オールウェザーや土フィールドトラック用など、競技を行う会場の違いでシューズが変わることもあるため、本番を意識した複数のシューズ選びましょう。