陸上競技には、短/中/長距離走、リレー、マラソン、高跳び、幅跳び、砲丸投げなど様々ありますね。
そのうちの1つ「短距離走」はどのような種目があるのでしょうか。

スタート画像

 

短距離走の種目

いろいろな距離があると思いますが、国際陸上競技連盟(IAAF)により公認されている競技は、
屋内競技を除くと以下の3つだけです。現時点の世界記録も載せておきます。

100メートル競走 ウサイン・ボルト 9秒58
200メートル競走 ウサイン・ボルト 19秒19
400メートル競走 ウェイド・バンニーキルク 43秒03

意外と少ないですね。それぞれの特徴と世界記録の動画を見ていきましょう。

100メートル競走

100m走は、何よりスタートダッシュからの加速が大事です。
いかに早く加速できるか、どこまで加速できるかによって、トップスピードに到達する時間の短さ、トップスピード自体の速さが決まります。

YouTube:2009年世界陸上 ウサイン・ボルト 9秒58

ウサイン・ボルトは2008年の北京オリンピックで9秒69の世界記録を出しましたが、そのわずか1年後に0.1秒以上更新するという驚異的な記録でした。
9年経った今でも破られていない記録です。

200メートル競走

200m走は、100mの要素である「直線」に加えて「カーブ」があり、カーブの方が長いです。
内側に身体と倒すといったカーブ独特の走り方や、レーンの外側からコーナーの内側へ入りコーナーの出口ではレーンの外側へ膨らんで加速して直線のスピードにつなげるという、いわゆる「アウトインアウト」の位置取りにポイントがあります。

YouTube:2009年世界陸上 ウサイン・ボルト 19秒19

世界記録を出した100m走の4日後に、またしてもボルトが記録を出しています。
コーナーの途中の時点で、明らかにボルトが抜け出していましたね。最後はダントツでした。
この記録も、前年に自身が出した19秒30の記録を0.1秒以上更新する記録でした。

400メートル競走

400m走は、200mと同じく直線とカーブがあり、カーブは2回あります。
400mというのは人が全力で走り続けられる限界の距離と言われています。
単純な加速力に加えて、後半の失速を防ぐため筋持久力や心肺機能を鍛える必要があります。

YouTube:2016年リオデジャネイロオリンピック ウェイド・バンニーキルク 43秒03

最後の直線の伸び方がすごいです。
通常、一番外の8レーンは前に誰も走っていないので不利とされていますが、それを覆しての金メダルでした。
マイケル・ジョンソンが保持していた記録43秒18を17年ぶりに更新しています。
この記録を見ると、200mは100mのほぼ2倍だったのに対して、400mは100mの4倍にプラスして約3秒かかっていますね。
世界のトップランナーでも100mのスピードを維持するのは難しいようです。

まとめ

短距離走を見ていきましたが、いかがだったでしょうか。
ひたすら全力で走るスポーツですが、単純だからこそやりごたえも見ごたえもあるのだと思います。

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