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来年の東京オリンピックでの出場選手の選考がいよいよ本格的になってきました。陸上競技ではオリンピックの前に、今年2019年に開催される「世界陸上ドーハ大会」があります。

陸上界にとってはビッグイベントが続きますね。

やはりこれらのイベントで注目を集めるのがトラック競技の中では男子100m、200mとリレーです。

最近ではサニブラウン選手や小池選手など日本選手が記録を更新して、ますます期待が高まり注目されています。
しかし最大のライバルは世界の選手。世界レベルで見れば、まだまだ日本の選手との差は大きいです。

特に短距離ではジャマイカとアメリカの選手の状況が気になります。日本の選手でも目標としている選手が多く、ここはライバルであり目標の選手をチェックしておかなければ!

>>> ウサイン・ボルトに続くジャマイカの注目選手は誰?

では、今年9月に開催される世界陸上と東京オリンピックでのアメリカの注目選手を見ていきます。

王者アメリカの短距離の新旧・注目選手2019年

陸上界では人材も育成も首位に立つアメリカで、現在の男子100m世界ランキング上位10位には4名の選手がランクインしています。(日本最高位は桐生選手の11位)この中で代表選手に近い注目選手は100mでは新鋭のクリスチャン・コーマン、ノア・ライルズ、ベテランのジャスティン・ガトリンがいます。

クリスチャン・コールマン/Christian Coleman

  • 生年月日:1996円年3月6日(23歳)
  • 男子100m世界ランク:1位(8月6日現在)、200m:12位
  • 所属:NIKE
  • 自己ベスト:9.79秒(100m)/19.85秒(200m)
  • 使用スパイク:ナイキ ズームスーパーフライエリート

2017年ロンドン世界選手権の100mで銀メダル。この時はジャスティン・ガトリンに負けている。

まだ若いため、2020年の東京オリンピックの代表選手にいちばん近いと言われている。走りの特徴はスタートダッシュの速さで、前半に差をつけてそのまま逃げ切るタイプ。

ノア・ライルズ/Noah Lyles

  • 生年月日:1997年7月18日(22歳)
  • 男子100m世界ランク:7位(8月6日現在)、200m:1位
  • 所属:アディダス
  • 自己ベスト:9.86秒(100m)/19.50秒(200m)

まだ大きな大会は経験しておらず、最近の横浜世界リレーで4×100mで出場。銀メダルを獲得している。

どちらかといえば100mより200mを得意とする選手。体格は大柄ではないが(身長180cm)直立の走り方が特徴。持久力があるため後半で追い上げるタイプ。

ジャスティン・ガトリン/Justin Gatlin

  • 生年月日:1982年2月10日(37歳)
  • 男子100m世界ランク:2位(8月6日現在)
  • 自己ベスト:9.74秒(100m)/19.57秒(200m)
  • 使用スパイク:ナイキ ズームスーパーフライエリート 2018年ブルー

2004年アテネオリンピックの男子100mの金メダリスト。途中、ドーピングにより出場停止処分を受けたが、2012年のロンドンオリンピックで銅メダルに返り咲く。
2017年のロンドン世界選手権では、金メダルを獲得している。

現在37歳で体力の衰えが心配になるが、全くその気配は見えず、2020年の東京オリンピックの代表選手入りを目指している。

先の2019年7月12日に開催されたダイヤモンドリーグ男子100mでは、前出のノア・ライルズとの首位争いで勝っている。記録は9.91秒。

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