東京オリンピックと同じく盛り上がりたいのが、8月25日から開催される東京パラリンピックです。
注目している陸上の種目やメダルをねらえそうな種目など、パラリンピックを見る楽しみ方を一緒にみていきましょう。
ー11/7~ #パラ陸上🎽ー
日本人44選手が出場予定
4位以内に入れば#東京パラリンピック 代表が内定✨☑パラ陸上のみどころは?
☑障害の種類や程度によってわかれるクラス
どんなふうに決められているの?🤔動画でチェック👀
こちらでも公開中🔻https://t.co/CTr5hDF0D8#NHK2020 #Paralympics pic.twitter.com/BtO4WSuAEq— NHK東京2020 (@nhk_2020) 2019年10月30日
ちなみに直近のパラ世界陸上選手権では、金メダル3・銀メダル7・銅メダル7個でした。また前回2016年のリオオリンピックでは、なんと金メダルは0個、銀メダルが4個、銅メダルは3個と金だけがない(全競技)という結果になりました。まだまだ向上の余地は残されています。
ニュースでも東京パラリンピックの内定者の情報は聞きますが、具体的にどんな選考会をしているのかよくわかっていないことも。
東京パラリンピック日本代表選手の内定者とランキング
すでに日本代表として内定している選手もいます。
では、代表選手としての選考はどのように行われるのでしょうか?
パラリンピック参加標準記録はどうなっているの?
IPC(国際パラリンピック協会)の示す「エントリー標準記録」をクリアしていることは絶対条件となります。ここは、オリンピックの「参加標準記録」と変わらないですね。
その他の選考基準(主要な項目)は、
- 2019年パラ世界陸上選手権で4位以上の入賞
- WPAランキングのTokyo2020 Paralyimpic Games 12monthで6位以内
- 出場権を獲得していない者で、ハイパフォーマンス標準記録を突破し、IPCより指定された選手
なお、パラ大会では1人の選手が複数の種目に出場することもあり、1人で3種目に出場ということも珍しくありません。(とくにトラック競技は掛け持ちが多い)
その中でも着実に成績を残し、東京オリンピックの金メダル候補となっているのが佐藤友祈選手です。2019パラ世界選手権の400m、1500mの2種目(車いすT52)に出場しいずれも金メダルを獲得しています。
またもう一つの金メダルは、女子走幅跳び(義足T64)の中西麻耶選手です。いすれの選手も東京パラリンピックの代表選手に内定しています。
東京パラリンピック陸上の内定者
以下が、2020年2月現在の内定者です。
マラソン道下美里(T12)
男子 | 内定選手 ( )は障害クラス |
100m | 伊藤智也、大矢勇気(T52) |
400m | 伊藤智也、上与那原寛和、佐藤 友祈(T52) |
1500m | 伊藤智也、上与那原寛和、佐藤 友祈(T52)、和田伸也(T11) |
5000m | 唐澤剣也(T11) |
マラソン | 鈴木朋樹(T54)、堀越信司(T12) |
走幅跳 | 山本篤 (T63) |
女子 | |
400m | 佐々木真菜(T13) |
走幅跳 | 高田千明(T11)、兎澤朋美(T63)、中西麻耶(T64)、前川楓(T63) |
《障害のクラス》
※T11~T14:視覚障害
※T51~T55:車いす
※T61~T64:義足使用
こう見てみると「投てき」の4種目はまだ決まっていませんね。
前回のリオパラリンピックでも投てきに関しては、代表選手は男子砲丸投(F53)の大井利江選手のみだったので東京オリンピックもその可能性が。
大井利江選手はまだ内定はしていないものの、4月までの成績によっては内定を獲得する可能性はあるので、今後の大会に注目です。
内定が決まれば、選手最高齢(71歳)となりレジェンドにふさわしい活躍が期待できそうですね。
また砲丸投げの世界記録保持者、齋藤由希子選手はやり投げに変更しての挑戦には注目です。前回のリオパラリンピックには出場できなかった(参加者が少なく中止)ことから、自国開催の東京オリンピックへかける思いは強いようです。
大会成績での内定は得られなかったため、ランキングでの内定を(6位以上)目指しています。現在ランキングは14位(記録32.01/標準39.00)となっています。