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2020年7月、8月に開催される東京オリンピックまで半年、チケットの予約抽選販売が終わり2020年春からは一般のネット販売や販売所での購入が可能になります。
すでに抽選に当った方は観戦が待ち遠しいですよね。

まさにホームでのオリンピック開催で、日本人の観戦者も多いはず。日本人の観戦マナーはどの大会でも称賛されるほど礼儀正しいと言われます。

普通に観戦(応援)するなら、そんなに危険行為をする人はいませんが、なにげなくやってしまう行為がルール違反(下手すれば犯罪?!)になる可能性があります。

そう、「写真をとってSNSにアップする」ことです。

オリンピック会場内での写真・動画撮影はできる?できない?

東京オリンピックのチケットの【購入・利用規約】の中に、第3観戦(会場内ルール)のところに撮影について明記されています。読みましたか?

そこには、「会場内では撮影はできる(禁止区域以外)が、コンテンツについて保有する一切の権利をIOCに移転し、その著作者人格権を行使しないことに同意すること」「IOCの事前許可なく電子的なメディアに配信、配布はできません」と書かれています。

要するに個人で撮影はOK。それらを持つのはいいけど、それ以外の利用はすべてIOCの許可が必要ですよ、というものです。許可なく公開した場合、違法です!ということ。

記念に自分で見たり、画像を見せたりするのはいいけど、それが不特定多数の人が見れる状態、他人が拡散できる状態=SNSにアップすることはアウトです。

ついつい興奮してやってしまいがち、、。「○○選手すごい!」「オリンピック会場に来てます!」「新記録がでました!」→やめてください。

参考までに、その撮影の規約部分を抜粋します。

第3 観覧(会場内ルール)
第33条(撮影)
3.チケット保有者は、会場内において、写真、動画を撮影し、音声を録音することができます。また、チケット保有者は、IOCが、これらのコンテンツに係る知的財産権(著作権法第27条および第28条の権利を含みます。)について、チケット保有者もしくはその代理人に対する金銭の支払や、これらの者から別途許諾を要することなく、単独で権利を保有することに同意し、さらにチケット保有者は、これらのコンテンツについて保有する一切の権利(著作権法第27条および第28条の権利を含みます。)をIOCに移転するとともに、その著作者人格権を行使しないことに同意します。
4. IOCは、前項を前提としたうえで、チケット保有者が会場内で撮影・録音したコンテンツを個人的、私的、非営利的かつ非宣伝目的のために利用することができる制限的かつ取消可能な権利を、チケット保有者に対して許諾します。ただし、チケット保有者は、会場内で撮影または録音された動画および音声については、IOCの事前の許可なく、テレビ、ラジオ、インターネット(ソーシャルメディアやライブストリーミングなどを含みます。)その他の電子的なメディア(既に存在するものに限らず将来新たな技術により開発されるものを含みます。)において配信、配布(その他第三者への提供行為を含みます。)することはできません。

ちなみに、IOCから委託された(許可された)誰かのメディアコンテンツに自分の映像がのって、公開されることにも同意しているので、「無断で自分の映像を使われた!」といって騒いだり、訴えたりすることはできません。こちらも規約に記載されています。(第3第33条1項、2項)

>>> 東京2020チケット購入・利用規約(東京オリンピック公式サイト内)

オリンピックのSNS(コンテンツ)利用をするには?

東京オリンピックのことをどうしてもSNSにアップしたい!という場合は、公式のSNSコンテンツをつかいましょう。

公式Twitter >> @Tokyo2020jp

公式Instagram >>  tokyo2020

公式Youtube >>  Tokyo 2020

また選手個人でもSNSをやっている人も多くいます。

今から“推し”の選手やチームのSNSをフォローしておくと、オリンピックの観戦もまた違ったものになるかもしれませんよ。選手たちの日頃の努力やオリンピックへのプロセスも知れて思い入れアップ!

各競技の日本代表選手の決定も待ち遠しいです。

参考:陸上短距離・フィールドの代表選考と内定者

参考:マラソンの代表選手とファイナルチャレンジ

参考:競歩50km、20kmの代表者と選考

参考:ラグビー7’sの代表選手とルール

参考:大阪なおみとテニスの代表選考

参考:サッカーの出場国と会場の見え方

オリンピック観戦は自分が楽しもう!

なんだか、規約とか文章にすると難しそうですが「オリンピック会場内で撮影したものはSNSで利用しない」という簡単なことです。

他人と楽しさやうれしさを共有したい気持ちはわかりますが、その瞬間を大事にしましょう。現場の臨場感はそこにいる人しか味わえない貴重なものですよ。

オリンピックへの思い入れは人それぞれなので、自分自身の楽しみ方で東京オリンピックを体験しましょう。

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