1500mは中距離種目のひとつで中距離ではありますが、長距離の要素も多く含む種目です。

陸上初心者の選手はほぼ全力のように感じますが、800mと比べるとゆっくりとしたペースになります。

ですが、3000mや5000mのような長距離種目に比べると速いペースになります。今回は1500mの走り方や練習内容などを紹介します。

1500mについて

1500mとはどんな種目なのか

1500mは400mトラックを3周と300mと、約4周します。1500mは800mのようにセパレートスタートではなくオープンレーンになります。

ひと組あたり10〜人ほどの大人数で一気にスタートします。

 

1500mの世界・日本記録

まず1500mの世界記録は以下の通りになっています。(2018年7月時点)

・男子 ヒシャム・エルゲルージ(1998年)3分26秒00
・女子 曲雲霞(1993年)3分50秒46

 

日本記録は以下の通りです。

・男子 小林史和(2004年)3分37秒42
・女子 小林祐梨子(2006年)4分07秒86

 

1500mの全国的なレベル

学生の全国大会を例とします。年によって変動はありますが、男子だと3分50秒、女子だと4分30秒が標準ラインとなります。最低でもこのくらいの速さが欲しいところです。

 

1500mの戦術は?

スタートが肝心

オープンレーンのため、一気にスタートします。そのためかなり接触します。

ここで押し負けて転倒する危険があるので、絶対に打ち負けないようにしましょう。

位置どりは最初は3~5番ほどの2位集団で先頭集団様子をみて、徐々に順位を上げラストスパートというのが一般的なパターンです。

もし持久力に自信があれば最初から飛ばす方法もありでしょう。

 

ラストスパートのタイミング

ラストスパートのタイミングですが、800mなど短距離型でスプリントに自信がある場合は200m~150mギリギリでスパートをかけるのがよいでしょう。

3000m、5000mなどの長距離型は600mからなどロングスパートをかけると持久力を活かすことができます。

以上のように、自分の得意分野を活かして試合運びをすることができます。

 

練習メニューについて

練習メニューは自分の得意分野を活かしつつ、弱点をなくすようにすることが大切です。

例えば800mの選手だと、スピードを活かしつつスピード持久をつけることを心がけましょう。

そして3000mや5000mの選手は1500mのレースペースに体を慣らすことが大事です。持久力の土台があるので、スピード持久をつけることが大事です。

 

800m選手におすすめの練習メニュー

・300m×10(なるべくつなぎは100~200mジョグつなぎで行いましょう)
・1000m×3~5(なるべくつなぎは200mジョグつなぎで行いましょう)
・4000~6000mビルドアップ
・12000mペース走

目的は速いスピードを維持するための持久力を養うことを目的とします。また、基礎的な持久力を養うことも目的です。

 

3000m、5000m選手におすすめの練習メニュー

・200m×10~15(つなぎは200mジョグ)
・1000m×5(200mジョグ)
・6000mビルドアップ
・12000mペース走

スピード練習、スピード持久を意識した練習メニューです。

 

【共通】ペースについて

ペースについてですが、それぞれ200mはレースペースより速め、1000mはレースペースかレースペースより少し速め、6000mビルドアップはペース走の速さからはじめ、ラストはレースペースくらいまで上げられると理想的です。

 

1500mの走り方まとめ

そのレースごとに一緒に走る選手の特徴などをつかんでおくと、だいたいどういう動きをするか読むことができます。

ただ、陸上の場合は野球やサッカーなどの球技と違い、試合の流れを試合中に変えることはできません。

だいたいの動きを予測し、どの選手について行くか考えるなどざっくりとした計画になります。あまり決めすぎると計画倒れになったときに対応ができなくなるためです。

一瞬の判断でレースが決まってしまうところが陸上の難しいところです。

どうやって勝つかとすると、長期的な練習計画を立てる必要があります。

自分の長所・短所をしっかり把握し、1日1日の練習や試合を大事にしましょう。

 

参考動画

2018年日本選手権

男子:

女子:

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