障害物競走としてのハードル

陸上競技の中で、障害物と短距離が組み合わされた数少ない競技種目の一つがハードルです。

砲丸投げや長距離走とは比べて質の異なる身体のバネと力強さ、軽快さなどが必要です。

ハードルの主な走行距離は、100m、110m、400mが用意されています。

これは大人の走行距離規定で、子どもや学生の場合、80mほどの距離で陸上競技として行われることになります。

ステップとリズム

ハードル競技で走る際、大事なのは正しi\いフォームで走ることです。

走行フォームは100メートル走などの走る競技で重要な要素ですが、ハードルでも同様に重要視されています。

理由は、障害を的確に飛び越えて安定した身体の軸と着地、踏み出しなどが崩れないようにすることが速さを求める上で必要だからです。

そのため、ハードルを始めたころは、速さよりも先にどう走るか、どうハードルを越えて次の足を踏み出すかという点に意識して練習することになります。

 

同じ足で着地することが理想

ハードルで理想とされているのは、着地と踏み出しの足が全く同じになることです。

世界陸上を見ても分かるように、代表選手たちのステップはブレることなく一定のリズムでハードルを越えながら走っているのが分かると思います。

もちろん、同じ足でというのは陸上の規定事項ではありません。

ですが、効果的にリズムを安定させて走るためには必要なことです。

中には、足が反対になる(入れ替わる)ことがあります。

慣れていない人や途中で障害物により勢いがそがれてステップ幅が乱れると、歩数が狂い、着地の足が左右で入れ替え割り続けるということが見られます。

この改善点としては、中盤のハードルの越え方や着地後の走り方を練習していくことが鍵となります。

 

ハードルに足を触れないようにする

ハードル選手の中には、ハードルを倒す選手が見られることがあります。

ハードルを倒してしまうことはほとんど反則になることはありません。

しかし、ハードルはよほどの理由がない限り、足に触れて倒したりしないようにすることが早く走るためには欠かせません。

どうしてかといえば、ハードルを倒すためには3kgほどの力を加えないといけないので、そのパワー分走行中にロスしていることになるためです。

 

ハードルの正しい飛び方

ハードル初心者の中には、ハードルを跳ぶものだと思っている人もいます。

確かに、競技者がハードルを跳んでいるのは確かですが、そのイメージが強すぎることで、必要以上にハードルに対して飛び越そうとする意識が芽生えてしまうことがあります。

どうしてそれがいけないかといえば、ハードルはどれだけ高く飛んでも競技成績が上がるわけではないからです。

ハードルはあくまでも早くゴールすることで競技成績を高めることができます。

普通に走るより、途中で飛んで走ると速さが落ちるのは多くの方がご存知だと思います。

そして、高く飛べば飛ぶほどベクトルが上を向いて、前へ進む速度が落ちていきます。

ハードルより10cmも上を飛ぶことはギリギリを飛ぶよりも遅くなると考えてよいです。

バーの高さが1m近くあればそれも仕方なしと言うものです。ですから、感覚的には飛ぶのではなく、またぐイメージで走り抜けることが重要になってきます。

 

柔軟性も重視しよう

ハードル競技者として実力をアップするためには、体の柔軟性を上げることが大切です。

飛び方のところで高く飛ぶと速度が落ちると述べましたが、飛ぶ際に空気抵抗を受けると速度は落ちるので、状態を低く前に倒します。

また、頭の銃身が低いことで重心が前に移動し、速度を落とさないようにすることもできるので、特に前後の状態の伏せを柔軟度を上げることが大切です。

 

ハードルは、誰でも参加できる陸上競技の一つですが、ハードルを上手に越えるためには技術と多くの練習が必要です

。上達の秘訣は、陸上競技で技術的に必要なものがどのようなことかを知ることです。

歩幅やリズムをある程度固めるのと同時に飛ぶ高さを意識して練習することです。

ハードルを的確に越えつつ速度を殺さないリズミカルな走り方を追求しましょう。

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