毎年、6月に開催される日本選手権(日本陸上競技選手権大会)は国内における陸上の一大イベントとして注目が高い大会です。オリンピックや世界選手権などの国際大会が開催される年には、この日本選手権が日本代表の選考を兼ねています。
今年2018年は8月に開催されるアジア競技会の選考が行われます。

2016年のリオオリンピックで銀メダルをとった男子400mリレーの選手や、日本人で9秒代の自己ベスト記録を打ち立てた桐生選手、
昨年の男子100m優勝者のアブドラヒ・ハキーム選手など話題には事欠かない日本陸上界の選手が一堂に集まる大会です。

>>> 日本選手権2018の詳細について知る

日本選手権の記録と世界レベルの比較

これまでの日本選手権の大会記録と世界レベルを比較してみましょう。

種目 2017年/秒 2016年/秒 日本記録 世界記録
男子100m 10.05
サニブラウン・ハキーム
10.16
ケンブリッジ飛鳥
9.98(2017)
伊東 浩司
9.58(2009)
U. ボルト
男子200m 20.32
サニブラウン・ハキーム
20.11
飯塚 翔太
20.03(2003)
末續 慎吾
19.19(2009)
U. ボルト
男子400m 45.75
北川 貴理
45.35
ウォツシュ・ジュリアン
44.78(1991)
高野 進
43.03(2016)
W.バンニーキルク
男子800m 1:47.00
川元 奨
1:46.22
川元 奨
1:45.75(2014)
川元 奨
1:40.91(2012)
D.L.ルディサ
男子1500m 3:49.73
館澤 亨次
3:46.66
戸塚 雅稀
3:37.42(2005)
小林 史和
3:26.00(1998)
H.エルゲルージ
女子100m 11.52
市川 華菜
11.45
福島 千里
11.21(2010)
福島 千里
10.49(1998)
F.ジョイナー
女子200m 23.63
市川 華菜
22.88
福島 千里
22.88(2016)
福島 千里
21.34(1998)
F.ジョイナー
女子400m 53.65
岩田 優奈
53.04
青山 聖佳
51.75(2008)
丹野 麻美
47.60(1995)
M.コッホ
女子800m 2:04.62
木村 夢
2:05.92
福田 翔子
2:00.45(2005)
杉森 美保
1:53.28(1983)
J.クラフトビロワ
女子1500m 4:15.71
陣内 綾子
4:14.67
木村 友香
4:07.85(2006)
小林 裕梨子
3:50.07(2017)
G.ディババ

日本選手権に出場するための条件について

日本選手権に出場(エントリー)するためには「標準記録」を規準にエントリー条件が課せられています。そこでエントリーできるかできないかの選定行われることになります。ということは日本選手権に出場できるだけでもアスリートとして認められていることになります。

参加標準記録:出場・参加を許可する基準として主に大会主催者により選手に対して設定される共通の基準値のことで公認記録を出していると出場資格が得られる。陸上はAとBがあり、Aは大会の前年1月はじめからエントリー受付終了(5月末)までの期間に突破すれば出場資格が与えられる。Bは各地方大会で3位以内に入るという条件付きになる。

出場資格記録:競技者が予め決められた期間内に達成された当該種目の有効な記録。上位入賞の順位(記録)が必要な場合と参加標準記録の達成を課している場合もある。

標準記録は各大会によって違い、標準基準を設けていない大会もあります。

今回の第102回(2018)日本選手権の標準記録は以下の通りとなっています。

(男子)          (女子)
100m:10.40~10.05    11.75~11.85
200m:20.80~20.95        24.25~24.35
400m:46.60~46.85      55.80~56.10
800m:1’49.80~1’50.30   2’08.80~2’09.80

◎その他種目に関しては >>> 第102回(2018)陸上競技選手権大会 参加資格

選手は大きな大会に出席するために様々な大会に出て出場資格記録を常に更新する必要があります。それが最低条件となるため大会スケジュールや体調管理などやることがたくさんあります。大会にでれないことは選考の機会を失うことにもつながります。それぞれの大会ではそれ以後にある大会の選抜になっていることもあるので、注意してみてみましょう。

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