皆さん、走ってますかー?
私の住んでいるところでは土日となると多くのランナーの皆さんが走ってらっしゃいます。
もちろん日々の運動不足を解消するためには知られる方もいれば次回の大会に向けたトレーニングという方もおられると思います。
そういう私も来月再来月とハーフマラソンとフルマラソンが控えているので日々走っております。
マラソン大会に参加される人の中には「ハーフしか出たことがない」「フルマラソン以外は参加しない」といった方もおられますし、私のようにどの距離でもオールマイティに参加するといった人もいます。
ということで今回はハーフマラソンとフルマラソンの違いについて述べていきたいと思います。
ハーフマラソンについて
ハーフマラソンは名前の通り、「フルマラソンの半分(ハーフ)の距離を走るマラソン」です。
ですから距離は42.195㎞÷2=21.0975㎞となります。
距離が半分となっている点からわかるように走る難易度としては比較的たやすいです。
たやすいといっても日々の練習を怠っては完走するのは難しいと思います。
ハーフマラソンの開会規模や地域差もありますが制限時間は2時間30分~3時間のところが多いです。
フルマラソンについて
フルマラソンは名前の通り42.195㎞を走る大会となります。
走る難易度はハーフマラソンと比べると格段に上がります。
練習量もそうですが体調が悪い状態で走ると命の危険を伴います。
フルマラソンの大会では大会ごとに設定タイムが異なります。
大規模都市型マラソンの場合は7時間、地方マラソン大会の場合は6時間、エリートランナー主導型マラソン大会の場合は4時間とそれぞれ制限時間が異なります。
制限時間を見れば、その大会のレベルがわかるとも言えます。
ハーフマラソンとフルマラソンの走り方の違い
よく皆さんが勘違いされるのがハーフマラソンのタイムを2倍すればフルマラソンのタイムになるといった考え方です。
言葉を並べてみるとその通りだろうと思うのですが実際に走ってみると全く違うということがわかります。
(ただし本当に存在したエリートランナーは1㎞3分走を42回繰り返せば日本記録が出せると言って本当にやってのけたという逸話がありますので有言実行できる方もいらっしゃいます。)
ハーフマラソンでタイムを出される方は最初からハイペースで走られます。
これは一般ランナーも同様です。
要するに余力はあまり考えないのです。
言い方は乱暴になりますがその人自身の基礎体力、基礎筋力で走り切れてしまうのがハーフマラソンです。
ですからもともと運動神経がいい人だったら、日々練習をしているけれども運動神経は並といったランナーより速く走ってしまうことはざらです。
ですから入門としてハーフマラソンは参加しやすいですし、完走もしやすいです。
それに対してフルマラソンはレベルが数段アップします。
はっきり言うと走り込みをしていないと完走は無理です。
その人のポテンシャルはあれば最高ですがあったところで練習量が不足していたら何の意味もなさないのがフルマラソンです。
わかりやすく比較するとハーフマラソンは「天才型のランナー向き」でフルマラソンは「コツコツ努力するランナー向き」といったところでしょうか。
基本的にどちらから参加してもいい
ただしどちらの大会もランナーの意欲を掻き立てる大会に違いないので、私としてはどちらの大会にも参加して最終的に長距離を同じペースで走れるようになれば様々な大会への門が開かれると思っています。
(ウルトラマラソンやトレイルランなどですね。)
どうでもいい話になりますが私はフルマラソンもハーフマラソンも大体ラップが同じで走ることができます。
(わかる人にはわかるかもしれませんが同じラップで走り切るのは結構大変です。)
いかがでしたでしょうか?
自分が何型のランナーなのかはっきりさせるためにはどっかの大会に出るしかありません。
一歩その殻を破ってみませんか?
何型かはっきりしているランナーは自分に不足しているものを追い続けるために練習をして大会に挑みましょう!