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現在開催中のジャカルタ・アジア大会、第8日の8/25から陸上競技が始まりました。
そして、陸上初日にして日本選手が快挙を成し遂げました!

32年ぶりの男子マラソン優勝!

アジア大会第8日の男子マラソンで、井上大仁(ひろと)選手が2時間18分22秒で優勝!
なんと、日本選手としては1986年ソウル大会の中山選手以来となる優勝でした。
もう一人の園田隼選手も4位と健闘しました。

レースは、暑さの中スローペースとなり、
最後は井上選手とバーレーンのエルハサン・エルアバシ選手との一騎打ち。
ブンカルノ競技場に入って、ラスト50メートルで井上選手がラストスパートして
見事優勝しました。

井上選手は今回のタイムより10分以上も速い
日本歴代4位の2時間6分54秒の記録を持っています。
よって、最後は競り勝つ自信はあったのではないでしょうか。
タイムはともかく、勝負に勝った経験は
今後のオリンピックなどでも生かせると思います。

東京オリンピックマラソンの日本代表は?

アジア大会優勝で、当然気になるのは東京オリンピックですね。
そもそも、東京オリンピックマラソンの日本代表はどうやって選考するのでしょうか?

マラソン日本代表は2019年9月15日に開催される
マラソングランドチャンピオンシップ(略称MGC)」の大会で、
男女上位2名ずつが内定となります。
この大会は東京オリンピックと同じコースを走ります。

MGCは誰でも出場できるわけではなく、
2017年以降MGCまでに行われる以下の大会で設定記録を上回るとMGC出場権が得られます。

今回アジア大会に参加した、井上選手、園田選手の両選手は
すでにMGC出場権を獲得しています。

オリンピックでは男女3名ずつ出場できますので、残り1枠はどうやって決まるかというと、
MGCファイナルチャレンジと名付けたMGC後の以下大会の最上位が内定となります。

男子
・福岡国際マラソン
・東京マラソン
・びわ湖毎日マラソン

女子
・さいたま国際マラソン
・大阪国際女子マラソン
・名古屋ウィメンズマラソン

すでにMGC出場権を持っている男子マラソン選手の中で、注目は今回優勝した井上選手と、
2018年2月の東京マラソンで日本記録2時間6分11秒を出した設楽悠太選手です。

おわりに

陸上初日にいきなり日本選手がやってくれました。
今後もアジア大会から目を離せませんね!
注目の日本選手と日程は以下の記事をご覧ください。
アジア競技大会2018注目の陸上出場選手と日程・結果/8月25日から

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