スポンサー広告

東京2020オリンピックの選手選考に向けて、着々と準備が進められています。特に陸上競技にはオリンピック開催国としての「開催国枠」という特別枠が適用されないので、出場選手の選考はかなり激戦が予想されます。

特に男子100mは先日のサニブラウン選手の9.97秒での日本記録の更新があったように、選手の記録の更新がこれからも期待できます。

参考:「サニブラウン凄い速いけどなぜなのか?その理由とは

また、メダルが期待できる強化競技に「競歩」が追加され、日本選手が活躍する陸上種目の幅が増えました。ランキングも上位30位に日本選手が多くを占めていて、いつの間にか“競歩の日本”となっていて激戦必須です。しかも競歩はオリンピックの観戦チケットはなく、誰でも見ることができるのでかなり注目の種目です。

観戦チケットを買うにも、どの種目に誰がでるのかまだわからない状態なので、どれを選んでいいかわからない、、という人も多いのでは?

参考:「オリンピックチケットがはずれた人のチケット入手方法

そこでオリンピック選考レースとこれから注目の大会についてみていきます。

陸上のオリンピック出場条件とランキング

前述しましたが、陸上の場合「開催国枠」はないため純粋に出場条件のクリアで代表者が決まります。陸上競技全体で1900人の選手枠で各種目に対して各国選手枠3人まで、リレーは各国1チームがエントリーできます。

IAAF(国際陸上連盟)の定める出場条件では、選手は以下の条件クリアで出場権を獲得します。

  1. ワールドランキングが資格取得期間最終時点で上位の者
  2. 資格取得期間内で参加標準記録を達成した者

このうちランキングが優先され、参加標準記録はランキング外で特に優秀な選手の救済措置的な位置づけです。

資格取得にカウントされる期間は、

  • 一般トラック・フィールド種目:2019年5月1日~2020年6月29日
  • マラソン・50m競歩:2019年1月1日~2020年5月31日

おおよその代表選手が確定するのは開催の1ヶ月前6月~7月上旬といったところでしょう。
その前に候補者の予測ができる大きな大会は、2019年9月の世界陸上選手権と9月15日開催のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)です。ここでの順位と記録は特に注目ですよ。

陸上世界ランキングと日本選手の記録

ランキングは各競技や競技内順位でスコア換算され、スコアを多く獲得した人がランク上位になります。大会によってもスコア配分が大きく異なり、国際大会のレベルが高くなるほどスコアも多くなる傾向です。

  • OW:オリンピック、世界陸上選手権(IAAF主催)
  • DF:ダイヤモンドリーグファイナル(IAAF主催)
  • GW:世界陸上シリーズ各競技、ダイヤモンドリーグ(IAAF主催)
  • GL:ゴールドレベルマラソン(IAAF主催)、各大陸選手権
  • A:シルバーレベルマラソン、ワールドチャレンジ大会(IAAF主催)
  • B:ブロンズレベルマラソン(IAAF主催)、各大陸大会、日本選手権
  • C:U-20選手権、全米学生選手権等
  • D~F:伝統的な国際競技大会、各国公認競技大会等

上位の世界陸上やダイヤモンドリーグはその大会にエントリーするだけでも、これまでの実績や記録が必要になり、参加条件をクリアするには結構ハードルが高いです。

選手はより上位の大会への出場条件を得るために、比較的高いスコアを得られるA、Bレベルの大会での成績を残していくことがスコアを稼ぐ近道です。

直近では2019年9月に開催される世界陸上選手権への出場がオリンピック代表へ向けての前進となります。

現時点(2019年6月25日更新)でのスコア上位は、

  • 男子100m:桐生、山縣、小池、サニブラウン
  • 男子400m:ウォルシュ、河内、伊東
  • 男子競歩20km:山西、高橋、池田、藤沢
  • 男子競歩50km:荒井、丸尾、勝木、鈴木
  • 男子マラソン:設楽、服部、中村、大迫

このランキングが今後の大会成績でどのように入れ替わるかに注目です。
また、参加標準記録(足切りタイム)は前回のリオオリンピックからさらにハードルが上がり、特に激戦が予想される種目では厳しいものになっています。

  • 男子100m:10秒16 → 10秒05
  • 男子400m:45秒40 → 44秒90
  • 男子マラソン:2時間19分00秒 → 2時間11分30秒
  • 男子競歩20km:1時間24分→1時間21分
  • 男子競歩50km:4時間3分→3時間50分

男子100mは限りなく9秒に近づき、マラソンと競歩は10分近く短縮されています。レベル高っ!

ここからの1年は各大会の出場選手と記録、順位に目が離せないですね。

参考:2020オリンピックエントリースタンダード (IAAF)

Sponsored Link

こんな記事もどうぞ